食事改善により日々進化中。昨年の悔しさを糧に、FINALでは過去一の自分に【SBC】




Super Body Contest(SBC)の2023年シーズンの第3戦として、4/29(土)に埼玉会館 大ホールにて開催された埼玉大会。まだシーズン序盤であるため、終盤に向けた準備として出場する選手もいれば、ここに照準を合わせて仕上げて入賞を勝ち取り決勝大会『SBC FINAL』への出場権を獲得し、いったん休んだ上で、シーズン終盤にコンディションを上げて勝負をかける者もいる。この埼玉大会でSBC部門のChampion of the show(総合優勝)の座を手に入れた荻野宙は、まさに後者の一人だ。

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今年こそFINALの舞台で

「昨年は夏の東京大会のSBC部門で優勝することができましたが、FINALは仕事の都合で出ることができず、今年こそはとこの日に懸けてきました。SBCには2021年から出場して3年目ですが、初めて総合優勝という結果が出せて良かったです」

SBCのみならず、『マッスルゲート』やAPFの大会など主にフィジーク競技で場数を踏んでいる荻野。ベテランの域に達しつつあるトレーニーだが、今もその体は進化中。その要因は食事にあると話す。

「僕自身は特に体のどの部位を強化というよりも、食べ物に注意することでコンディションが良くなってきていて、そこが良い体づくりができている理由かなと思っています。去年から変えていく中で徐々に良くなり、体調も日に日に良くなってきているので、それをずっと維持しているという感じです」

この日の総合優勝により、12月に埼玉で開催される『SBC FINAL』への出場権を獲得。2シーズンぶんの思いを込めて、ステージに立つと誓っている。

「今年は、来週にAPFに出場してから、年末のFINALに向けて準備します。今でも日々自分の体が変わっていくの楽しみで、コンテストに出続けています。FINALでは過去一のボディに仕上げて日本一を獲ります」

文・写真/木村雄大

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