モノキニ女王、ネクストステージへ。筋量アップでさらなるバージョンアップ【SBC】




今年で開催5年目を迎えるSuper Body Contest(SBC)。大会を経る中で新たなチャレンジャーも生まれる一方で、ステージを重ねながら着実に積み上げ、進化した姿を見せる選手もいる。4/29(土)に埼玉会館 大ホールで開催された埼玉大会のMONOKINI部門の総合優勝を達成した高久あゆみは、まさにその一人だ。

【フォト】ステージを鮮やかに彩った女子選手たち

背中を鍛えバックポーズを強化

高久は昨年の決勝大会『SBC FINAL』ではMONARCH(女子40歳~)で頂点に立った、MONOKINI部門のディフェンディングチャンピオンだ。長身から伸びる長い手足は美しく、今大会でも抜群の存在感を発揮。昨年よりも一段ステップアップした姿をこの埼玉で見せた。

「去年まではきれいに見えるステージングなど、筋量以前のところでやらなければいけないことがたくさんありました。それらが去年である程度クリアできてきたので、今年はより筋肉を増やして体づくりをしていこうと思っています」

抜け目なくバージョンアップを図る女王。重きを置いているのは、後ろから見た姿とのことだ。

「肩のアウトラインとそれに対するくびれ、お尻の強化はずっとやってきました。あとは、特に背中のトレーニングも増やしています。後ろから見たときのVシェイプがよりきれいに見えるように、というところですね。今までは軽いものでトレーニングをやってきましたが、筋量アップのために、より重いものを持つようになっています」

今年もストイックに日本一を目指して強化しつつも、SBCを通して楽しむことも忘れていない。「今年は9月に初めて沖縄で開催されるので、皆で行ったら楽しそうですよね」と笑い、遠方での参戦も検討しているとのこと。

「ポージングはまだまだ課題があるので、筋肉を増やしつつ、見ている人の視線を引き付けるような、ついつい目がいってしまうようなステージングを見せるのが目標です」

モノキニ女王は次のステージへ、歩みを止めることはない。

文・写真/木村雄大

◆進化した高久のステージ写真と、大会後のインタビューで見せた笑顔