東京・福生市民会館にて開催された、SUMMER STYLE AWARD 「SPRING CUP（東京予選）&SPIRING ROOKIE CHALLENGE CUP」（4月23日）。シーズン2戦目となった東京予選において、STYLISH GUY部門ミドルクラスで優勝、同部門の総合優勝にも輝いたのが長谷川晃希だ。
「今回コンテスト初挑戦ということで、調整などで多少不安がありましたが、自分の中ではバッチリはまった調整ができました。自信を持ってステージに上がることができたと思います」
もともとトレーニングが好きでコンテストにも興味があった。しかしなかなか出場への踏ん切りがつかない中、彼の背中を押したのが日頃お世話になっている人からの一言だった。
「自分がトレーナーとして働いているジムの代表であり、サマスタの審査員も務めた上嶋勝さんに声をかけていただいて、コンテストに出場するきっかけをつくっていただきました。背中を押してもらって、そこで覚悟が決まったと思います」
そこからは大会仕様のボディメイクに取り組み、減量や絞りなどで「見せる体」をつくっていった。かつては自己満足のトレーニングだったと振り返るが、明確な目標を持って体を鍛えたことで、本番でも自信を持ってステージに上がることができたという。
本番では見事に仕上がったボディを披露し、初出場にしてSTYLISH GUY部門のオーバーオール優勝（総合優勝）を獲得した。
「大会の後日に代表に会った時『おめでとう。ポージングよかったよ』と声をかけていただけて、うれしさがこみ上げてきました」
初陣で栄光を手にした彼だが、さらなる高みを見据えて今後も挑戦を続けていきたいという。
「次は5月28日のサマスタ名古屋予選にも出場が決まっているので、出るからには優勝したいという気持ちがあります。2大会連続でオーバーオール優勝を獲ることが、今考えている一番の目標ですね」
取材・文・写真/森本雄大
