5月27日(土)に開催されたBEST BODY JAPAN(ベストボディジャパン/BBJ)盛岡大会。そのマッスルモデル部門マスターズクラスで優勝を手にしたのが、ベストボディジャパンの公認講師として、北海道と東北地方を中心に活躍する垣内孝だ。
同部門に出場したのは垣内のみだったが、大会後には「比較競技ではあるものの、どんな状況であろうと決して当然手を抜く事無く、今の自分の全てを出し切るだけ! 自分との戦い、過去の自分を超える」と自身のInstagramアカウントで大会を振り返っていたように、何事にも全力投球する姿勢が垣間見えた。
58歳となってもなおコンテストに挑戦する垣内は、BBJ公認講師として「筋トレを通して世の中を元気にしたい」という強い思いがある。
「トレーニングしている人や目標を持っている人はみんな若々しいですよね。どんどん進む少子高齢化社会の中でも、自分が選手として大会に出場したり、ポージングレッスンやトレーニング指導を通してフィットネス業界を盛り上げていきたいと思っています」
最後に、コンテストの魅力についても熱く語ってくれた。
「コンテストの魅力は、なんといっても年齢に関わらずチャレンジできることです。『自分なんて』と思っている人や、僕くらいの年齢でなかなか新しいことに取り組めず諦めがちになっている人でも、目標を持ってトレーニングを積めばきっとステージで輝くことができます。目標を持って新しいことを始めるのは素晴らしいです」
選手、そしてBBJ公認講師として、コンテストの魅力や目標を持つ大切さを伝えてくれた。垣内はこれからもフィットネス業界を盛り上げ、日本全体に元気を与える存在になるかもしれない。
取材・写真/森本雄大
文/中野皓太
【フォト】フィットネス業界を盛り上げたい。熱き58歳・垣内のステージショット