7/2(日)に行なわれたSuper Body Contest(SBC)の兵庫大会では、新カテゴリー「MERMAID部門」が初めて開催された。年齢別に2クラスに分かれて全9人が参戦、若手のCHARM(女子18歳~39歳)クラスで優勝したのは横山帆希だった。
これまではビキニのTREND部門やSBC部門で参戦し、昨年8月の大阪大会ではSBC部門の総合優勝を獲得した横山。磨かれたボディとキリっとした表情が印象的だったが、今大会ではマーメイドドレスに身を包み、一味違った妖艶な姿を披露。「海の中を優雅に泳ぐ人魚、人魚のような美しさやしなやかさ、切なさ」というMERMAID部門のコンセプトを見事に体現するステージングを見せた。
「『リトル・マーメイド』のアリエルになったつもりでステージに立ちました。いつもと違う、エレガントな感じを出せればと思っていたのですが、ポージングは規定のものがけっこう難しくて。サイドポーズで順番に腕をゆっくり下ろしていく動きは個人的に好きなのですが、体の軸がぶれそうになりますし、手を追うような目線の動きも大切なので、とにかくたくさん練習しました」
かっこいいトレーニーから、より艶やかな女性へ。「今のところ、SBCのカテゴリーの中ではMERMAIDが一番好きになりました」と話すように、新たな魅力をアピールできる大会になったようだ。
次なる目標は、12月に埼玉で開催される決勝大会「SBC FINAL」。兵庫大会ではこれまで闘ってきたSBC部門にも出場しELEGANT(女子30歳~39歳)クラス優勝も獲得したが、よりMERMAIDに注力していきたいと意気込む。
「普段はジャズダンスもやっているので、筋肉量よりもしなやかさが重視されているところなど、そういう動きを見せるのは好きですし、それを生かせるのがこのカテゴリーなのかなと思います。今日はSBC部門とダブルエントリーしたためちょっと体を絞りすぎたかなと感じています。FINALでは絞りすぎないように、ある程度のボリュームを残しつつ、MERMAIDのイメージにある体をつくって臨みたいと思います」