わんぱく力士たちが大相撲の聖地で躍動。戦禍ウクライナの選手も決意の土俵入り




小学生を対象とした大会の中で、日本最大規模となる相撲大会「第38回わんぱく相撲全国大会『勇気・礼節・感謝』~心にいつもわんぱくピース!!!~」が7/30(日)に東京・両国国技館で開催される。

本大会には小学4年生から6年生が参加し、全国185の地区予選を勝ち進んだ106チームによる、ハイレベルな取組が行なわれる。大会ではテーマである「勇気・礼節・感謝」を継承し、勝つ喜び、負ける悔しさを経験するだけでなく、取組後に感謝の気持ちを持って礼をすることで、勝ち負けに関係なく、互いを敬い思いやる心を育むという狙いがあるようだ。

大会当日の様子はYouTubeにて生配信される。実況は元フジテレビアナウンサーの塩原恒夫氏、解説に甲山親方、大島親方、安治川親方、ゲスト解説には元女子レスリング金メダリストの浜口京子氏を迎えて届けられる。

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そして、本大会には日本の選手だけでなく、モンゴル、ウクライナの選手も出場する。中でも、戦禍にあるウクライナからはHladkykh Mykola君(ウクライナ大会11歳の部・優勝者)とYupatkin Makar君(ウクライナ大会12 歳の部・優勝者)の2名が土俵に上がる。

写真はウクライナで行なわれたわんぱく相撲大会の様子

ウクライナの選手2名は、大会出場だけでなく、ウクライナ大使館や日本の政治家も参加する激励会や、日本文化体験、そして、相撲部屋への訪問などに参加予定。日本の文化と魅力を知ってもらう貴重な機会であり、ウクライナと日本の関係をさらに強めるイベントとなっている。