ウエイトリフター・山本俊樹。2020東京オリンピックで日本代表に選ばれた経歴を持つ彼は、第37回東京クラス別ボディビル選手権(6月24日)の男子75kg超級、第58回東京ボディビル選手権(7月16日開催)に出場し、両大会で準優勝に輝いた。
山本が自身に課したボディビルへの挑戦期間は3年。当初はあくまでウエイトリフティングに活かすための挑戦という位置づけだったが、大会出場を経て気持ちに変化が訪れた。
東京選手権の後には「メディアにはウエイトリフティングにつなげるためのボディビルと言ったんですけど、それは負けた時の言い訳になってしまうと思いました。また、ボディビルを本気でやっている人に対してすごく失礼でもあるので、ここ3年間はボディビルダーとして勝てる体をしっかりつくって、またウエイトリフティングに戻っていきたいと思います」と、決意を新たにしていた。
そんな彼が今回、“ジュラシック木澤”こと木澤大祐の招待を受け、10月29日(日)に開催される「JURASSIC CUP(ジュラシックカップ)Produce by 合戸孝二」に参戦することが木澤のYouTubeチャンネルおよび、JURASSIC CUPの公式Twitterにて発表された。
ジュラシックカップは、木澤と“狂気の男”合戸孝二がタッグを組み、JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)公認で開催する大会。横川尚隆がゲストポーザーとしてステージに立つことや吉本興業とのコラボなど、新情報が発表されるたびに大きな話題を呼んでいる。
今年は日本クラス別選手権や男子日本ボディビル選手権への出場も視野に入れていると語る山本は、ジュラシックカップでどのような体を見せてくれるのか。オリンピアンの新境地での挑戦はまだまだ終わらない。山本が見せるステージに注目が集まる。