昨年、Super Body Contest(SBC)に突如現れた期待のルーキー・野口誉生。10月の京都大会でコンテスト初出場ながら、もりもりとした筋肉と、はつらつとした笑顔を見せつけていきなり総合優勝を獲得。そんな男がこの夏、SBCのステージに帰ってきた――。
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「肩周りを強化し、ポージングをとるときの広背筋のシェイプもしっかりと見せて差をつけようと思っていました。昨年いただいたフィードバックを活かしながら、うまくバルクアップができたのではないかと感じています」
8/12(土)に東京・江戸川区総合文化センターにて開催されたSBC東京大会(TOKYO 07)のSBC部門で総合優勝を達成した野口誉生は、そう話す。昨年10月の時点で、すでにSBCのトップランカーにも引けをとらないバルクを見せていたが、今年はさらにパワーアップ。ただし、じつはまだ完成形ではないと言う。
「自分は大学4年生なので、先日まで就活をしていたのですが、6月に無事内定をいただいたので、そこから急ピッチで減量して仕上げてきました。学生最後の年、12月の決勝大会(SBC FINAL)までは、よりビシっと、完成度の高い体づくりを目指して一気に駆け抜けていきたいです」
堂々と話すその姿からは、ボディメイクが順調であることはもちろん、心が満ちている様子がひしひしと感じられる。幼少期から体操や格闘技、そして野球をやっていたこともあってかポテンシャルは十分。そこに上積みされたバルクと自信がより彼をステージ上で輝かせ、急進化の源となっているのだろう。
「もちろん、社会人になってもコンテストに出続けたいと思っています。自分の体がどんどん大きくなっていく姿、セパレーションがきれいになっていく姿を自分で見ると、高揚感というか、やはり自信がついていきます。それによって心身ともに健康になっていると思うので、これからもトレーニングを続けていきたいと思います。まずはFINALまであと3か月、上位入賞を目指してがんばっていきます」