400人に1人の女王・藤井マリーが語る、「見られる仕事」への思いとカラダへのこだわり




はじまりました、『美筋女子TIME』! 筋肉を鍛える女子が急増している今、彼女たちはどんな思いで美ボディを磨いているのか? 元アイドルのフィットネスモデル・KURUMIが、日本の新しい時代を担う存在になるかもしれない美筋女子たちの本音と素顔に迫る動画コンテンツです。

今回のゲストは、年間で最も活躍したレースクイーンに贈られる「レースクイーン・オブ・ザ・イヤー(2022-2023)」を受賞した藤井マリーさん。つねに“見られる仕事”に臨んでいる、藤井さんの意識とはどのようなものなのでしょうか。彼女自身の歩みも聞きながら、美ボディレースクイーンに迫ります!

【トーク動画はこちら】化粧品会社からサーキットへ。藤井さんの「見られる仕事」への思いとは

コスメOLからの転身。味わった驚きの数々

KURUMI はじめましてKURUMIです。藤井さんはレースクイーン・オブ・ザ・イヤーを受賞されて、大きな注目を浴びられていると思います。この賞はレースクイーンの中で一番っていうことですよね。

藤井 ありがとうございます。レースクイーンは400人くらいいるんですけど、ありがたいことに受賞させていただきました。

KURUMI すごいです。やっぱりレースクイーンは「見られる」職業なので、体型維持のためにドカ食いとかは絶対しないですよね。

藤井 そうですね。私はもともと化粧品会社に勤めていたので、別の仕事からレースクイーンに移った形なんです。それこそレースクイーンになったばっかりの時は、周りが本当に細い子ばっかりでびっくりしました。まったく知らない世界に飛び込んだら、本当にリカちゃん人形みたいな子が周りにたくさんいて、その中にポンって入ったので、その時はとにかく「痩せないと」という思いでいっぱいでした。

KURUMI その当時の食事はどうされていましたか?

藤井 その時は知識がなかったので、極端に炭水化物を摂らないとかバナナだけ食べるとか、偏った痩せ方をしてしまっていました。今は割と運動の大切さをこの数年間でわかって、結構何でも食べます。やっぱり食べることって三大欲求にも入っていますし、何というか幸せの証じゃないですか。それを我慢するよりは、食べたら動ければいいみたいな。ここ3~4年はそういう思考なので、結構何でも食べます。と言っても揚げ物は食べないかな(笑)

KURUMI 串揚げとか絶対食べなさそう(笑)。レースクイーンをされる前にお化粧品の会社にとおっしゃっていましたが、美容部員さんとかですか?

藤井 そうです。化粧品会社に勤めていて、店長もさせていただいていました。

KURUMI すごいです。化粧品関係のお仕事をされている中でレースクイーンさんにというのは、何か心の変化が?

藤井 そもそも子どもの頃にタレントになりたいという夢があって、中学生くらいの時にスカウトされて事務所に入っているんです。ただ母子家庭だったこともあって現実的な子どもだったので、普通に就職しようと思って一回夢を諦めているんですよ。それで化粧品会社に就職して、安定した給料をもらって満足に生きているはずだったんですけど……。化粧品会社に勤める時に目標にしていたことが店長になることだったんですね。それが結構ポンポンとうまくいって、22歳とかで店長になることができたんです。

KURUMI 流石ですね!

藤井 いえいえ! でもそうなった時に、そこで夢が叶っちゃったんですよ。それから店長として何年か働いている中で、次の夢がその会社で見つけられなかったんですよね。もちろんその先のキャリアとしてもいろいろあるんですけど、自分が思い描くビジョンにそれがなくて。「何か物足りないな私の人生」ってなった時に「もう一回チャレンジしようかな」って思いました。

KURUMI そういった経緯だったんですね。

藤井 はい。それでオーディションを受けたのが今の事務所でした。グラビアやバラエティとかをやっていこうと思って入った時に、たまたまレースクイーンのオーディションがひとつ目に来たんです。その時はレースクイーンって何だろうっていうくらいでした。想像はできていたんですけど、イメージでいったら水着のお姉さんが立っているのを想像して、「私あれやるのかな?」って思いながらオーディションに行きました。

◆レースクイーンの仕事内容とは?