「美しい……」と、ふと言葉をこぼしてしまう。そんなステージングを見せた田上舞子。9/17(日)に開催された「オールジャパン・フィットモデル・チャンピオンシップス2023」に出場した彼女は、163cm以下級で見事優勝。階級3連覇を達成した。
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日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)が主催するフィットネス競技の中でもっとも新しいのが「フィットモデル」だ。ワンピーススイムスーツとロングイブニングドレスの2つのコスチュームで審査が行なわれる独特のカテゴリーであり、美のトータルパッケージを競い合う。ドレスが似合う体づくりやポージングはもちろん、エレガントなドレスさばきなど、ビキニフィットネスやボディフィットネス以上に表現力が求められる競技と言えるだろう。
2021年にJBBF主催大会としては初めて開催され、田上は163cm以下級優勝に加え、163cm超級を制した安井友梨をオーバーオール審査で破り初代女王に。昨年、今年はその座は安井に譲ったものの、この階級では無敵の姿を見せている。
大会後に自身のYouTubeを更新した彼女は、この大会に向けて約3か月で9kgの減量を行なったことを明かしている。今年はヨーロッパへの語学留学などで例年よりも減量に苦しんだようだが、ばっちりとこの日に合わせてくるのはさすが。昨年は情熱的な赤いドレスでステージに立ったが、今年はがらりと雰囲気を変え、ライトブルーのドレスで登場し、観客を魅了した。
印象的だったのが、順位発表のシーンだろう。
6位から順番に名前を呼ばれていき、最後に残った田上と、2位となった山下春菜は向かい合ってお互いを見つめ合うと、おもむろに手をつないでコールを待った。ピンク色のドレスにウエーブのかかった金髪が魅力的な山下はまさに“リアルバービー”。そんな美女二人の姿に「こんな美しいシーンがあるのか」「まさに二人ともプリンセス」という声が集まった。
年々進化を続け、今年も美しすぎるその姿を見せつけた田上舞子。彼女のフィットネス×美の追求に終わりはない。
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