「理想の体になりたかった」ボディメイク道を極めるエステティシャン




サマスタでは大会後、フィードバックというものがある。プロデューサーの金子賢氏をはじめとした審査員が出場選手にその日の講評やアドバイスをする恒例の行事だが、毎度ここには長い行列ができる。その行列に並んでいた女子選手に声をかけた。手には食べかけの最中があった。

「自分へのご褒美です」と笑うその笑顔は、ステージのそれと同じだった。

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今回は、2位入賞したBETTY部門の他、BIKINI MODEL部門shortクラス、BEAUTY FITNESS MODEL部門shortクラス、ROOKIE BIKINI MODEL部門と4カテゴリーにエントリーした中川実咲。ビキニには初挑戦だったという。

「体型的にもビキニのほうがいいって前からアドバイスをいただいていたんですよ」

そう語る彼女の職業はエステティシャン。トレーニング歴は4年、ボディコンテストには昨年から参戦している。トレーニングを始めた理由を聞くと、「自分の理想の体になりたかった」と、美意識の高さが伺える答えが返ってきた。そしてトレーニングを続けていくうちに、そのジム仲間から大会出場を誘われた。以来その友人とはともに出場を続けていて切磋琢磨しあっている。

「ステージに立つのは好きなんで」とコンテスト出場の魅力を語る中川さん。中学生の頃からダンスをしていたというくらいだから舞台度胸は満点だ。

「前半は緊張して足が『小鹿』だったんですけど、後半は慣れて『私を見て!』状態でしたね」

普段履くことのない高いヒールに前半は苦戦しながらも、見事4度の出番をつとめ上げた。

大会出場に際してランと最近流行りの「暗闇ボクササイズ」で11キロ減量したが、本人としては満足のいく減量ではなかったようだ。

「今回はイマイチ減量がうまくいかなかったんですよね、みなさんの仕上がり具合を見て、今日は(上位へは)行けないなと思ってました」

しかし、そこは持ち前の表現力で審査員の目を引きつけBEAUTY FITNESS MODEL部門で見事優勝、これ以上ない結果となった。

「今夜は一緒に来た友人と好きなものを食べます」とお茶目に笑う中川は、今後も出場を続け、「ボディメイク道」を極める覚悟だ。

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