9月29日(土)、沖縄てだこホール(小ホール)にて開催されたSuper Body Contest(SBC)の沖縄大会(OKINAWA09)。スリムなボディラインと女性らしい雰囲気が重視されるTREND部門で、田中さくらが福岡大会に続き、2週連続のChampion of The Show(総合優勝)に輝いた。福岡大会に引き続き、絞り込まれた美ボディが評価された形だ。
【フォト】SBC部門でリベンジ達成。仕事とコンテストを両立した田中のステージショット
「トレーニングを始めたきっかけはいろいろありますが、一番は“キレイになりたい”ということです。トレーニングをしているうちにドンドン夢中になっていって、大会を目指すところまでモチベーションが上がっていきました」
こう語る田中は2週連続の優勝でTREND部門の注目株となっているが、じつは福岡大会がコンテストデビューというルーキーだ。デビュー戦からいきなりの2週連続エントリーとなった背景は、沖縄大会の開催地・浦添市が彼女の出身地だから。当初は現在の拠点である福岡大会のみの出場予定だったが、地元での大会はまたとない機会であり、思い切って出場を決めたという。
「コンテストに出るのは福岡大会が初めてで、もともとは一本に絞って出場する予定でした。でも、浦添は地元なので、こういう機会もなかなかないと思ってチャレンジすることにしました。地元で賞をいただけたことは本当にうれしいです」
あいにくスケジュールの都合で家族は応援に来ることはできなかったが、「いい報告ができます」と笑顔を見せた田中。福岡大会では3位に終わったSBC部門ELEGANTクラス(女子30歳~39歳)でも、今大会は1位を獲得しており、二重の喜びとなった。
普段は幼児たちを相手に先生として働いていて、コンテストに向けてのコンディション作りは楽ではないが、「目標がしっかりあるとブレずにそこに向かっていくだけなので大丈夫です」とキッパリ。
「福岡も沖縄もみなさんがすごく温かくて、楽しむことができました。今日はがんばったご褒美に家族と一緒に美味しいものを食べたいです。ファイナルへの切符をつかめたので、そこに向けて前向きにチャレンジしていきたいと思います」
コンテストの楽しさに目覚めた“浦添のスリムビューティー”田中は、地元で英気を養い、新たな目標へと歩を進める。
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