SUMMER STYLE AWARD東北予選(9月17日開催)のSPORTS MODEL部門でオーバーオール優勝(総合優勝)を勝ち取った須田恭平は、ステージ上とは異なるもうひとつの顔を持っている。日頃は3児を育てる父であり、今回も家族のエールを背に舞台に立っていた。
【フォト】強さの原動力は家族愛。マッチョパパ・須田が見せたステージ
「奥さんや娘にはいつも応援してもらっていて、今日も優勝してきてねと言われていたので、強い気持ちで大会に臨むことができました。絶対に勝つと決めていました」
そう語る彼の表情には、家族への愛があふれているように思えた。自身を「やり始めたら一点集中になってしまうタイプ」という須田は、ボディメイクをする上でファミリーに迷惑をかけることもあったと振り返る。
「とくに食事ですよね。好きな時に好きなものを家族と一緒に食べられないとか、外食に連れていけないとか。そういうのもすべてひっくるめて迷惑をかけてきたと思うので、これから恩返ししていきたいと思います」
競技に挑むうえで不自由なことがあっても、家族は父を応援し続けてくれたという。だからこそ期待を背負って立つステージには気合いが入る。振り返れば今大会は久々の舞台であり、それもあってより思い入れが強い大会となった。
もともとトレーニングが好きだったこともあり、約6年前にコンテストに初挑戦。今回、時間が空いての再挑戦となったが、最近流行りのスポーツモデルなどスタイリッシュな体に惹かれてボディを再構築してきた。「やるんだったらプロを目指そうかなと思いました」と彼の向上心は天井知らずだ。その中でも家族の存在が彼の中心であることは間違いない。
「11月の決勝大会も僕が荒らします。またいい結果を残せるように『決勝大会もパパがんばります』と応援してくれる家族に伝えたいですね」