ピンクビキニで魅せたフレッシュボディ。ダンシーあずさ、涙見せるも「100%出し切った」




「第2位、ダンシーあずさ!」

表彰式で名前を呼ばれた瞬間、彼女の目から涙がこぼれた。フィットネス競技の国内無差別級決戦「JBBFフィットネス・ジャパン・グランド・チャンピオンシップス2023」でビキニフィットネス2位を掴んだダンシーあずさは、4回目の準優勝という結果に。絶対女王・安井友梨の前に一歩及ばずとなった。

【フォト&ムービー】勝負カラーはフレッシュなピンク! ダンシーの仕上がり抜群ボディ

「(安井さんは)壁が厚いというか高いなと思いました。そう簡単には超えられない。だからこそがんばってこられたので、やっぱりすごいなと思いました」

表彰式では悔しさを隠せなかった彼女だが、取材時の表情は晴れやかなものだった。持ちうるすべての力を出し切れたことが、次への手ごたえにもつながっているのだという。大会後に公表された審査結果を見ると安井とのスコアは一票差であり、まさに紙一重の勝負を繰り広げた。

「できる限りのことをやって実力を100%出し切れたステージだったので、これで銀メダルだったら仕方ないと思いました。今日は自信があったので、悔しさがあって涙があふれてしまったんですけど、自分がやってきたことは間違っていなかったと思いました。また世界に向けて体をつくっていきたいです」

今シーズンはスケジュールが多忙になったこともあり、減量などコンディション調整で苦しむことも多かった。自身のYouTubeチャンネルでその一端を明かしていた彼女だが、今大会に照準を合わせてベストな状態で参戦。ビキニも昨年までとは一新し「フレッシュなダンシーあずさを届けたいと思って選びました」とピンク色を着用してステージに上がった。

ハードルを越え、ベストを尽くしたからこそ自らの積み上げとなる。今大会でそれを実感した彼女は、すでに次なる挑戦を見据えている。

「今回は銀メダルでしたが、自分のことは褒めてあげられるかなと思います。これからも自己ベストを更新し続けて、自分がやりたいビキニフィットネスをブレずにやっていきたいですね。ここからコンディションをどんどん上げて、アーノルドクラシックヨーロッパや世界選手権に向かっていきたいと思います」

次ページ▶️【フォト&ムービー】ビキニのトップ争いを繰り広げたダンシーの美ボディ