かわいいドレスで苦手を克服!? 高久あゆみが沖縄大会に参戦した理由とは?




「ドレスを初めて見た時に、かわいいから一度は出てみたいと思っていました。ただ、たくさんの部門に出ると大変なので、どこでTIGHT部門に出るかを考えていて、はるばる沖縄まで来て出ることにしました。とにかく楽しもうと思っていたのですが、思いのほか緊張しましたね」

【フォト】南国で新たな部門に挑戦。あこがれのドレスをまとった高久のステージショット

9月29日(土)、沖縄てだこホール(小ホール)にて開催されたSuper Body Contest(SBC)の沖縄大会(OKINAWA09)にエントリーした理由をこう語るのは高久あゆみだ。かわいいドレスを着たいという気持ちに加えて、場数を踏むことがもう一つの狙いだった。

「MONOKINI部門とSBC部門は、そこまで大きな差を感じないのですが、TIGHT部門はポージングとか間の取り方、リズムが全然違うので、イチからやる感覚でした。私はステージがとにかく苦手で、練習をやってもステージで失敗することが多くて、それをどうにか克服したいと思っています。新しいものに挑戦して、新しいことでも対応できるという状況に持っていくことで、SBC部門に対しての自信がついたらいいなという思いがありました」

初挑戦となった今回のTIGHT部門MONARCHクラス(女子40歳~)では、満足のいくパフォーマンスができず、優勝を逃したものの、得たものも大きかったようだ。

「同じことを続けていると慣れが出てきてしまうところがあります。新しいことに挑戦することで新しい発見があったり、新しいポージングの引き出しが増えたりするので、違う部門であっても、挑戦することに意味があるものになるのかなと思っています。そういう経験を重ねて、ファイナルに行きたいなと思っています」

同時にエントリーしたSBC部門では、4月の埼玉大会では逃していたChampion of The Show(総合優勝)に輝き、面目躍如。TREND部門のChampion of The Show・田中さくら、TIGHT部門のChampion of The Show・岡本いつえを抑えての総合優勝であり、あらためてその美しさを証明する形となった。そんな高久の次のターゲットは12月のSBC FINALだ。

「ステージで練習通りのことができるようなメンタルで当日を迎えられたらいいなと思います。ほんの少しの不安が大きく影響する競技だと思うので、ファイナルは、何も不安がない状態でステージにあがりたいと思います」

昨年のファイナルではMONOKINI部門MONARCHクラス(女子40歳~)で優勝を飾った高久が今回狙うのは、昨年2位に終わったSBC部門MONARCHクラス(女子40歳~49歳)での優勝と、その先にあるChampion of The Showだ。この1年間、挑戦を積み重ねてきた経験を自信へと変えて、ファイナルへと臨む。

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