アニメを見ながらトレーニング。宅トレコスプレイヤーが黒崎一護に変身




今年で10周年を迎えた「池袋ハロウィンコスプレフェス 2023 Powered by dwango」。前夜祭も含めて3日間にわたって開催された今回も、会場となった池袋は大盛況となりました。そんな「池ハロ」には毎年2万人以上のコスプレイヤーが参加するということで、VITUP!編集部ではイベントに参加した筋肉自慢・スタイル自慢のコスプレイヤーさんを直撃。今回は、自宅に器具を揃えたほどの筋トレ好きであるかるこげんさんに話を聞きました。

――たくましい体ですね。もともと運動をしていたのですか?

「誇れるほどの成績は残してないんですけど、学生時代は柔道と剣道をやっていました。昔から力が強いほうだったので、特技を活かそうみたいな(笑)。筋トレもだいぶ長くやっているのですが、まじめにやり始めたのは中学生くらいからですね」

――かなり早いうちから筋トレを始めていたのですね。何かきっかけがあったのですか。

「やっぱり中学生くらいの頃って不良マンガにあこがれるじゃないですか。それで『ああいう動きがしてみたい。でも筋力が足りない。じゃあちょっとがんばろう』という感じでしたね。父がトレーニング好きだったこともあって家にダンベルがあったので、それを使ったり、高校の頃はジムに行ったりして鍛えていました」

――今もジムに通ってトレーニングされているのですか。

「今は家でやっています。自衛隊に所属していた頃は訓練で鍛えることができていたのですが自衛隊を出た後は状況が変わりましたね。ジムに通い始めたのですが、面倒でだんだん行かなくなってしまって(笑)。今は少し広めの家に住んでいるので、『買っちゃえばいいか』と思ってベンチプレスなどを買い揃えました」

――家ではどのようなトレーニングをしてきましたか。

「この衣装は腕が出るので、腕と肩回りを重点的に鍛えました。今回は『BLEACH』の黒崎一護のコスプレなので、トレーニング中は『BLEACH』のアニメを見ながらやっていました。大きい画面でアニメを見ながらトレーニングできるのは家ならではのメリットですね」

――最後に今後の目標を教えてください。

「腹筋まわりをもう少しかっこよくしていきたいです。トレーニングをしているので筋肉はあるはずなんですけど、お酒がめちゃくちゃ好きなのでその上にもついてしまっているので……(笑)。今も肩幅があるから逆三角形にはなっているんですけど、もっとカッコイイ体にしたいです」

取材・文・写真/シュー・ハヤシ