安井友梨、足の指が砕けても世界一。激動のシーズンを振り返る




ビキニフィットネス選手の安井友梨が11/25(土)に自身のInstagramを更新。今年見舞われた左足親指粉砕骨折のケガを振り返りつつ、2枚の写真とともに思いを綴った。

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その写真とはIFBB世界選手権(11/1~11/5)で世界一を獲得したフィットモデル(ドレス着用カテゴリー)と、骨折の3日前に行なった国内大会ゲストポーズでのステージ写真だ。

骨折後はトレーニングの強度が落ち、とくに強化していた下半身メイン種目の実施がほぼ不可能に。それに伴い脚やお尻などの筋肉が落ちてしまったことが今シーズン一番悔やまれた点だったという。

安井は投稿で「 骨折する前は過去一番良い身体作りが、出来ていました。それが大会3週間前に骨折してしまい、、一夜にして、歩くこともできない日々に。 それでも大会当日はここまでコンディションをもっていけた諦めたくなかった。そこに、可能性がある限り。なぜなら、どうしても譲れない二つの理由があったから」と語った。

その理由は、『ボディビルやビキニフィットネスと聞いて誰もがどんな競技かわかるようにしたい』という競技の普及への思いと『世界の誰よりも心強い応援をもらっていることに対して、最高の結果で恩返しをしたい』という感謝の気持ちだ。

彼女の心を支える二本柱により、ケガを乗り換えシーズンを完遂した安井。JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)主催の国内無差別級大会『グランド・チャンピオンシップス2023(10/8)』では4連覇、国際大会の『アーノルド・クラシックヨーロッパ2023(10/13~10/15)』ではフィットモデルで優勝をはたすと、世界最高峰の『IFBB世界選手権』でも同部門での優勝をつかんだ。

安井は目標に対しての結果を振り返りつつ「この二つを同時に叶えることができるのは、世界選手権で優勝して、唯一“世界一”になることだけだから。 本当に今シーズン、、 沢山の方々に手を差し伸べて頂きました。ありがとうございました」と万感の思いを綴った。

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