“鬼マキさん”の愛称で親しまれる河本眞希は現在41歳。日本一の健康美を決めるコンテストBEST BODY JAPAN日本大会(11/19開催)に出場し、今年見事に2連覇を達成した。
【フォト】45kg減で“鬼マキさん”に変身。脅威の美魔女が見せたマッスルビキニ姿
彼女の主戦場は他部門よりも筋量が評価されるフィットネスモデル部門。ステージで見せる彼女のボディはスレンダーかつ筋量があり、まさに力強さと美しさが融合していた。
そんな彼女の愛称である“鬼マキさん”とはどこから来たものなのか、本人に問うと「45kgの鬼痩せをしたからですよ」との回答が返ってきた。現在の姿からすると考えられないが、かつては非常に太りやすい体質だったとのことで、そんな過去のことを自身で『親方時代』だと振り返る。
「太っている時はそれがコンプレックスで、痩せたら人生が変わるかなとずっと思っていました。それでパーソナルトレーニングに通い始めて、自分でもハードな食事制限やトレーニングをするようになりました。そうしたら1年で45kg痩せることができたんです」
当時の体型は体重94kg、体脂肪率46.2%というまさに親方ボディ。体型に自信がなく、夏でもジャケットや羽織を手放すことができなかった。そんな自分を変えるためにダイエットを決意。隠す努力ではなく、痩せる努力をする方向に舵を切った。当時を振り返って河本さんは「自分から掴みにいくというか、人生を選びたかったんですよね」と力強く語る。
とはいえ当時はダイエットの知識はナシ。ストイックに無理な減量を行ない、体調を崩すなど試行錯誤の末だったが、健康的なボディメイクを見直し45kgのダイエットを成功させた。
磨いたボディで美ボディコンテストに挑むと、昨年にはBEST BODY JAPAN日本大会でフィットネスモデル部門の総合グランプリを獲得。今年見事に2連覇はたす快挙を達成した。追われる立場となった彼女だが、小休止しつつ「今後もトレーニングは続けていきたい」と意気込んだ。
現在は選手としての活動だけでなく、自身の経験を元にパーソナルトレーナーやオンラインで食事管理の指導も行なっている。最大のコンプレックスに打ち勝ったからこそ得た「人は変われる」という希望を伝えるべく、今後も活動に尽力していく。