「夏が最も似合う男女を決める」をコンセプトに全国で予選が行なわれているSUMMER STYLE AWARD（SSA/サマスタ）もいよいよ大詰め。12月9日には各地方予選で実績を残した選手たちによる決勝大会&ROOKIE CHALLENGE CUP決勝大会、10日には団体公認のプロ選手による戦い・JAPAN PRO GRAND PRIX（通称プロ戦）が開催される。そこでVITUP! では大会当日に先立ち、昨年の大会で実績を残している選手たちに大一番への意気込みを聞いた。今回はサマスタプロであり、筋量が求めれるベティ部門を5連覇中の絶対女王・射手矢味香さん。
【女子フォト集】ビキニからモノキニまで百花繚乱。2022年のプロ戦ギャラリー
永遠にトップを駆け続けられるようにしたい
――筋量が重視されるベティ部門において、5連覇と圧倒的な実績を残されています。今年は6連覇がかかりますね。
「はい。ここは逃せないところですね。守り抜かないといけないという気持ちもすごくあります。もはや昨年のプロ戦が終わった直後から、『来年はまた違った姿で立たないと』という思いがありました。1月から年末のプロ戦を目指してずっとやってきているので、重圧と考えると気持ちが重くなるところもたしかにあります。ただここまできたらやり切って、あとは当日に臨むだけだと思っています」
――射手矢さんを目標にされている選手も多いと思います。
「すごくありがたいと思いつつ、かといって手が届く存在にはなりたくないなと思っています。みなさんと一緒にがんばる存在でいつつ、『やっぱり手が届かない』という自分でいたいですね。そのためにはみんなが120％でがんばっている中、私は200％くらいやるつもりで、永遠にトップを駆け続けられるようにしたいです」
――慕ってくれている選手たちに伝えたいことはありますか。
「努力が必ず結果につながるかと言えば、そうではない勝負の世界というのがあるのは確かです。ただ、私がこうやって成長してどんどん大きくなれているように、その過程は必ず経験や人生の財産になります。自分を信じて、やれることをつねに取捨選択してやり抜いてほしいなと思います」
――最後に大会への意気込みをお願いします。
「自分自身が楽しむのはもちろんのこと、私のステージを見に来てくださる方からの声をありがたいことにたくさんいただいているので、その方たちにつねにベストな自分を表現できたらいいなと思っています。去年よりもさらに良くなった姿やパフォーマンスをみなさんに見せたいです」
取材・文/森本雄大
写真提供/射手矢味香
写真（表彰式）/中野皓太
