“太りやすい”は関係なし ビキニをまとい「努力次第で変われる」を証明した美容外科医




太りやすい、痩せやすい――。体質はまさに十人十色。磨いた肉体でステージに立つボディコンテスト選手であってもそれは同じだ。『SUMMER STYLE AWARD最終予選(11/26)』でROOKIE CHALLENGE CUP優勝、BIKINI MODEL部門Shortクラス3位に輝いた佐伯晃⼦は、まさに自分を“太りやすい体質だった”と振り返る。

【フォト】美容外科医がビキニに着替えたら。磨いたスタイルで魅せた佐伯のステージ

「私はどちらかというと本当に太りやすいし、運動が得意なわけでもありません。でも、どんな人でも努力次第で変わることができるのがボディメイクの素晴らしさだと思います」

日頃は美容外科医として働く佐伯さんは、自分磨きの一環としてボディメイクに着手。他団体からコンテスト出場を始めると、次なる舞台をサマスタのBEAUTY FITNESS MODEL(モノキニ着用部門)に定めて調整を開始した。減量などの調整で苦戦し初回の大会では結果が出なかったが、2度目のコンテスト挑戦となった最終予選ではBIKINI MODEL部門に出場して栄冠をつかんだ。

大会へのチャレンジで心が折れなかったのは、美容外科医として患者さんに伝えたいことがあったからでもある。

「初回にビューティーで挫折しましたけど、やっぱりもう一度ステージに立ちたいという思いがあって今回は心機一転してビキニに挑戦しました。美容外科医という職業に就いていますが、医療の力だけでなくて、体を磨く努力の大切さも私自身が伝えていきたいなと思っていました」

美を追求する手段としてボディメイクの世界に踏み込んだ佐伯だが、体を鍛えるほどに気持ちが上を向き、心も豊かになっていくことを実感した。“太りやすかった”という過去と比べて自信もついた。

「見た目だけじゃなくて、中身も磨かれるというのは魅力的だなと思います。私も実際に恩恵を受けているので、身をもって体験することができました。もちろん綺麗になるための施術はいろいろありますけど、自分を磨く努力の大切さも一緒に伝えていけたらと思います」

白衣からビキニに着替え、ステージに立った彼女が手にしたのは誇れる体と豊かなメンタルだ。今後も挑戦心の赴くままに。そして、“体は変えられる”を証明するべく、佐伯のチャレンジは続いていく。

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