世界に挑むクライマー・大嶋あやの 原点である『SASUKE』との出会い「将来自分があのステージに立っている気がしました」




2024年のワールドカップ出場を目指し、挑戦を続けるスピードクライミング選手の大嶋あやのさん。彼女の原点はTBS系列の人気番組『SASUKE』であり、2022年には女子選手史上2人目となる1stステージ制覇を達成。SASUKE史上ナンバーワン女性選手と称される存在です。2023年12月の放送では女性で唯一、新エリアを突破する活躍を見せました。

【トーク動画】SASUKEナンバーワン女子がスゴ技を披露! そして「壁」への思いを語る

彼女の競技人生のスタートとなったSASUKEですが、そこへの挑戦の歴史は幼少期にさかのぼります。

「2006年に完全制覇者(長野誠さん)が出た回があったんですよ。それを見て『かっこいい』と思いましたし、将来自分があのスタート台にいるような感じがしたんです。そこから何となく『これに出るんだろうな』と思って過ごしていました」

あこがれを胸に刻んだ大嶋さんは、高校生の頃から本格的にSASUKEへの出場を目指すように。そして日本女子体育大学在籍時にSASUKE第31回大会に初出場をはたしました。

「初めてSASUKEのセットを見た時は、すごい楽しそうなアスレチックに遊びに来たような感覚でした。『超楽しそうじゃん』みたいな感じの入り口でしたね。全然クリアできなかったんですけど、『クリアしちゃうよ?大丈夫?』みたいな感じで最初はいました(笑)」

大嶋さんとSASUKEの出会いはまさに運命だったのかもしれません。その後も挑戦を続け、2019年には海外版SASUKE『Ninja Warrior(ニンジャウォーリアー)』の日本代表として世界に挑みます。そこから日の丸のユニフォームを着て世界と戦いたいという思いが芽生え、スピードクライミングの道に足を踏み入れたのです。

SASUKEにおいては、難関エリアである“反り立つ壁”に挑み続け見事突破。クライマーとしても壁と戦い続ける大嶋さんは、これからも目標に向け挑戦を続行していきます。

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