福田将志が230kg拳上で9連覇、阪口愛莉は183kgクリアで堂々優勝【第36回全日本ベンチプレス選手権大会(初日)】




東京・ベルサール飯田橋ファーストにて『第36回全日本ベンチプレス選手権大会』が開催されている(2/17~2/18)。今大会は専用のベンチプレスシャツを着用して行なうフルギアベンチプレスの全国大会だ。

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東京での開催は約8年ぶりであり、例年より約80人以上多く選手が出場。観客も多く訪れ、会場がいっぱいになる盛り上がりを見せた。初日となる本日は、女子全階級(47kg級~84kg級)男子各階級(59kg級~74kg級)で熱戦が繰り広げられた。ここでは、大会の模様をダイジェストでお届けする。

女子76kg級の阪口愛莉は183kgをマークし日本記録を更新。200kgに迫る拳上を見せた。

女子57kg級の赤川智子は、145kgで同階級を制覇。自宅の1階を自分のジム(赤川ジム)に改装してしまうほどの競技愛を持つ彼女が、ジムの仲間の応援を背に栄冠を手にした。

男子59kg級では波乱が起こった。世界を制している田村陽、野田俊彦のふたりを押さえ、優勝を飾ったのは平川湧季だ。自己ベストとなる222.5kgを拳上した彼に会場から大きな声援が送られた。

初日のラストブロックの中の男子66kg級では、福田将志が230kgの試技をクリアして全日本選手権9連覇を達成した。

上記の他の階級でも数々の記録が生まれ大会は大盛況。明日(2/18)も引き続き男子各階級で熱い戦いが繰り広げられる。