ハウスメーカーOLからトレーナーに転身 「一度きりの人生」と奮起した28歳、ベンチプレスの限界力比べで世界を目指す




東京・ベルサール飯田橋ファーストにて『第36回全日本ベンチプレス選手権大会』が開催された(2/17~2/18)。今大会は専用のベンチプレスシャツを着用して行なうフルギアベンチプレスの全国大会であり、東京での開催は約8年ぶりとなった。

初日頭の女子各階級でも熱戦が繰り広げられる中、女子57kg級(一般)で4位入賞をはたしたのが立花沙季さんだ。大会後の彼女に挑戦を終えての感想を聞いた。

【フォト&リザルト】白熱の第36回全日本ベンチプレス選手権・初日ハイライト

――今大会の感想からお願いします。

「試合前の練習から本番想定の重量を成功できたので、その点においてはよかったかなと思います。ただ、4位という結果は悔しさが残りましたね」

――ベンチプレスを始めたきっかけは?

「もともと知り合いがベンチプレスの選手で、その方から教えてもらったのがきっかけです。やり始めたら重量がどんどん伸びていったので、面白さを感じて大会に出てみようかなと思うようになりました。2年前くらいにノーギアから競技を始めました」

――重量を扱うことに恐怖心はなかったですか。

「怖い気持ちは実際あります。ノーギアもそうですし、半年前にフルギアを始めた時は普段より重量を持つので不安だったんですけど、成功した時のうれしさを想像すると『挑戦したい』という気持ちが勝ちますね」

――ちなみに、日頃はどういったお仕事をされていますか。

「今はフリーランスでトレーナーをしています。20代前半はハウスメーカーで働いていたんですけど、25歳後半から転職して180度逆転した生活になりました。今28歳で、トレーナーを続けるのであれば競技でも実績を積みたいと思い、数年前からベンチの大会に出ています」

――そもそも、トレーナーに転身したきっかけは?

「それもベンチプレスを教えてくださった方の影響が大きいのと、もともとトレーニングや接客が好きだったので、人生一度きりだからやってみようと思ってトレーナーになることにしました」

――最後に今後の目標をお願いします。

「今回は 95kgを挙げれば3位というところで悔しかったので、これから順位をひとつでも上げられるようにがんばろうと思います。国際大会や世界大会に行けるように今後も順位を伸ばしていきたいです」

取材・文・写真/森本雄大