「結果よりもなりたい姿を追求する」美ボディ誇るシステムエンジニア、今シーズンのテーマは原点回帰




『夏が一番似合う男性、女性を決める』をテーマに各地で熱戦が繰り広げられているボディコンテスト『SUMMER STYLE AWARD』(サマスタ/SSA)。今年は団体設立10周年を迎え、さらなる盛り上がりが予想される。

【写真】ビキニ姿で魅せた玉澤さんのアザーステージフォト

そんなサマスタにおいて、2020年から最前線で戦い続けているのが玉澤佳帆だ。システムエンジニアとして働く彼女は、フレックス勤務や夜勤のある不規則なスケジュールの中で日々のトレーニングを完遂。舞台で輝く美ボディをつくってきた。

2022年にはモノキニ着用のBEAUTY FITNESS MODEL部門のPRO資格を取得すると、同年9月に行なわれた『横浜予選』で挑戦したBIKINI MODEL部門で総合優勝を獲得。同年12月に開催された『JAPAN PRO GRAND PRIX』ではBEAUTY FITNESS MODEL部門で4位入賞と結果を残している。

そんな中で迎えた2023年は、新たなチャレンジとしてより筋量が要求される『BIKINI(BETTY)』部門に出場。しかし、挑んだ『横浜予選』では結果を残すことができず、その中で自分がフィットネスを続ける理由を見つめることができたと言う。

「勝つことにこだわるのも大事ですが、それに囚われて競技をやめてしまってはもったいないなと思ったんです。今年は、結果よりも自分のなりたい姿を追求することにフォーカスして新たなチャレンジをします。新しい発見を得るためにも、自由気ままに伸び伸びとがんばってみようと思います」

心機一転、彼女が見据えるのは他団体である『FWJ(Fitness World Japan)』への挑戦。かねてから憧れていた選手がいる舞台に焦点を定め、心の声に正直に競技者としての梶を切った形だ。

フィットネスを通じて“なりたい姿”に近づくこと。原点回帰とも言える心境で挑む2024年シーズンは、彼女にとってかけがえのない時間となることだろう。

文/森本雄大
写真/SUMMER STYLE AWARD