フィットネスで結ばれた新婚夫婦 コンテスト出場の理由は「披露宴の代わりに自分たちでしかできないことを」




鍛えあげられた肉体美を競うボディコンテスト。そんな舞台に臨む理由は人それぞれであり、その過程からさまざまな人間ドラマを見ることができる。

3/31(日)に開催されたSUMMER STYLE AWARD(サマスタ/SSA)『新人類&ROOKIE CHALLENGE CUP東日本予選』において、ペアモデル部門の優勝を手にした松内滉征さん&ひかるさん夫婦は、フィットネスを通じて結ばれたふたりだ。

【フォト】愛の力で魅せたオンリーワンの舞台 松内夫婦によるステージショット

お互いトレーナーである両者は今年1月にめでたく結婚。記念すべきタイミングを祝うにあたり、ふたりならではの形を考えたという。

「披露宴の代わりに何かできないかなと考えた時、ふたりでボディコンテストに出たいと思いました。なかなか他の人にはできないじゃないですか。ペアモデル部門があるということでサマスタを選んで、今日までふたりで準備してきました」(ひかるさん)

大会に向けての調整の日々からは、ふたりの信頼の深さが垣間見えた。滉征さんがひかるさんを全面的に信頼し、食事の管理を任せていたのだ。そんな日々の中で夫は「おかげで減量に集中して取り組むことができました」と感謝を口にする。

一方で妻も「初めての大会でなかなか絞り切れない部分があったので、摂取カロリー的には基礎代謝よりもちょっと少ないくらいで日々過ごしてもらいました。そのきつい中でも決めたことを全部しっかり守ってくれたので、意志が強くてすごいなと思いました」と夫のやり切る力に尊敬の念を抱いたようだ。

そうした日々を経て挑んだ本番のステージ。抜群のコンビネーションでステージを舞うと、最後は腕を組んでポーズを決め、見事に優勝を掴んだ。結婚後初の共同作業はコンテスト出場であり、そんな中で夫婦の絆がまたひとつ深まったことだろう。

大会後は口をそろえて「一安心です」と心境を口にしたふたり。今後はサマスタでプロを目指す滉征さんを、ひかるさんが全力でバックアップしていくという。これからもふたりは深い愛情を原動力に、二人三脚でのトレーニングライフを歩んでいく。

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