筋トレ好きの聖地・ゴールドジム人気マシンのベスト5! こだわりを持つトレーニーは、どんな器具に惹かれるのか?




トレーニング界の隆盛とともに、急速に発展しているのがトレーニングマシン。かつてはマシンメーカーも限られていましたが、今ではさまざまなメーカーから高機能なマシンが続々とリリースされています。今回はゴールドジム内での人気マシンランキングのトップ5を紹介しましょう(フリーウエイト以外)。トレーニーたちはどのようなマシンに惹かれているのでしょうか。

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1位:FLEX ラットフレクサー

少々特殊なケーブルマシン「ラットフレクサー」が1位となりました。こちらは日本ボディビル界のレジェンド・鈴木雅さん(JBBF全日本選手権9連覇)が「背中のベストマシン」に選んだこともあるものです。同じく広背筋を鍛えるケーブルマシンであるラットプルダウンでは、動作の方向を変えることはできません。しかし、このラットフレクサーではハンドルが動くため、筋肉に効かせやすい方向に負荷のかけ方を調節することができます。また、軌道が円運動となっていることで、広背筋の屈曲・伸展の動作にマッチしているのも特徴です。

2位:TECA サイドレイズ

イタリアのメーカー「TECA」のマシンサイドレイズが2位にランクイン。ダンベルを使った一般的なサイドレイズは軌道を自由に動かすことができますが、そのぶん負荷が逃げてしまい、三角筋に効かせにくいということも。その点、マシンサイドレイズは軌道が安定しているため、ピンポイントで三角筋のみに刺激を与えることができます。

3位:TECA チェストプレス

こちらも引き続き、TECAのマシンが3位にランクイン。今度はチェストプレスです。

プレスをした際にアーム部分が中心に寄るつくりになっており、大胸筋の収縮感をより強く感じることができます。また、左右のアームが独立して動く仕様のため、筋肉の左右差に悩むトレーニーにとって真っすぐ上げる意識を養ったり、左右差を解消したりするための手助けになり得るでしょう。

4位:ノーチラスevo バーティカルチェストプレス

バーティカルチェストプレスのマシンが4位となりました。その名の通り大胸筋を鍛えるマシンですが、中でも内側に絞るような軌道で鍛えられるのが大きな特徴です。グリップの上部・下部と握る位置を変えることで、効かせ方を変えることもできます。

5位:ハンマーストレングス インクラインチェストプレス

大胸筋上部を狙いたい場合に有効なインクラインチェストプレスが5位。見た目に影響しやすい部位のため鍛えたいユーザーが多く、人気のマシンです。ハンマーストレングスのこのマシンは軌道が斜め上となっており、大胸筋中部の上あたりに強くストレッチがかかります。

フリーウエイトではなくマシンを使うメリットは、軌道が安定しており特定の部位に効かせやすいことが挙げられます。今回のランキングでは、よりピンポイントで筋肉に効かせたいというニーズが見えてきました。多種多様なマシンが存在する現代、ぜひジムに行った際にはこのランキングをご参考に。

文/森本雄大
企画協力/株式会社THINKフィットネス