女性らしい健康的な美しさを競うビキニフィットネス。高校1年生から競技を始め、全国大会で超高校級の実績を残しているのが小池星蓮、17歳だ。昨年は『超無敵クラス』(日テレ)にも出演し、同競技で国内無差別級4連覇の絶対女王・安井友梨をして注目の存在と言わしめた。ステージから降りれば普通の高校3年生。インタビュー2回目は、制服も似合う彼女の学校生活に迫った。
「トレーニングは人生をポジティブに明るくするもの」
――競技を始めたのは高1ですよね。お友だちは何もやっていない頃の星蓮さんを知っているわけですが、反応はどうでしたか?
「やっぱりみんなInstagramとかフォローしてくれていたりするので、めっちゃ変わったとは言われましたね。昔と比べて見た目もそうですけど、元気で明るい感じに雰囲気が変わったって言われました」
――体づくりのために食事も気を遣うようになったと思いますが、大会前のお昼ごはんなどはどうしているんですか?
「鶏胸肉とか、タンパク質がしっかり入ったお弁当を持って行きますね。やっぱり大会前の夏頃は毎日同じものしか食べないので、決まったお弁当にします。みんな、私がお菓子とかを節制しているのを知っているので、お菓子とか食べ物をもらうこともありません。『星蓮にはあげられない』って、みんなわかっていますから(笑)」
――お友だちも公認なんですね。
「そうなんです(笑)。でも、それは大会シーズンだけですよ。オフの冬とかはお母さんに普通のお弁当をつくってもらいますし、お菓子も食べます」
――ちなみにジムには週何回行っているんですか?
「平日に週5で行ってます。マッスルゲートなどに出場している母(小池夕紀さん)は週7回以上行っているので、私はまだまだです(笑)」
――週7回!?
「もう、義務になってるみたいです。トレーニングを始めたのもお母さんきっかけでしたけど、実際に自分がやってみたら『お母さんこんなにやってたん?』ってびっくりしました」
――放課後、遊びに行こうと友だちに言われたりしないんですか?
「誘われるんですけど、放課後はあんまり遊びに行かないですね」
――お友だちは部活や遊び、勉強に夢中でも、星蓮さんは筋トレに一直線なんですね。
「なんか放課後って授業終わって疲れてるし、おなかも空いてるじゃないですか(笑)。その中で遊びに行くのは私的にしんどいので。放課後はやっぱりジムに行きたいです。筋トレは不思議としんどくないんですよ。もちろんちゃんとやった後は筋肉痛もくるし、きついですけど、ちゃんとできた証拠かなって思ったり。土日は1日遊びに行くこともありますよ」
――平日にしっかりトレーンニングをして、遊びはコンディションを整えて土日ということですね。
「そういうことです(笑)。そのあたりも友だちが理解してくれていて助かります」
――ちなみに筋トレを始めてから着る服は変わりましたか?
「制服のワイシャツがきつくなりました。もともと普通に痩せていたので小さいサイズが着れたんですけど、今はきついですね。さすがに服が破けたりとかはないですけど」
――学校のお話を聞いていても、星蓮さんのトレーニング愛が伝わってきます。
「そうですね。他にハマっていることはないかもしれないです。最近は体の機能とか、動かし方とかを暇があればネットで調べたりしていますね」
――勉強も欠かさないんですね。
「トレーニングは追われるものとかしんどいものじゃなくて、人生をポジティブに明るくするものだと思っているので、ちょっとでも良いものにするためにいろいろ勉強したいですね。体のことを調べるのも、そういうところからです。高校生のうちにハマれるものを見つけられて良かったです」
(第3回に続く)