ほぼオフなしでつくった肉厚ボディ 元警官トレーナー・水谷力也、2大会連続Vで日本大会へ一直線




磨き上げた健康美を競う『BEST BODY JAPAN』(BBJ/ベストボディジャパン)の『関東大会』が4月29日に千葉・市川市文化会館にて開催された。連休を彩った同大会において、ベストボディ・ジャパン部門フレッシャーズクラス(18歳~29歳)のグランプリを獲得したのが水谷力也だ。

【フォト】さいたま大会に続き連続V 水谷のマッスルボディ

彼は4月14日のさいたま大会でも同クラスのグランプリを獲得しており、連戦の中で堂々たる結果を残した。彼のルーツをたどるともともとは警察官。フィットネス業界で活躍するべくトレーナーを志し、2年前に滋賀県から上京した形だ。

まさにフィットネスに懸ける日々を送っている彼だからこそ、「トレーナーとして指名をいただけることも多くなってきたので、今後もお客様に応えられるように結果を残していきたいです」とコンテストに懸ける思いも強い。

「さいたま大会で優勝できて幸先の良いスタートが切れたので、関東大会でも優勝して波に乗っていきたい思いが強かったです。今日優勝できてよかったなというのがひとつと、まだ今年も始まったばかりなので、日本大会に向けてしっかり準備して結果を残せるようにがんばっていきたいです」

ボディメイクについては、昨年よりも体重をプラス2kgして仕上げてきたとのこと。しっかりと厚みのあるボディを披露した彼は、週6~7回のトレーニングでその体をつくっているという。

「1回あたり1時間から1時間15分ほどのトレーニング時間で、日ごとに部位を分けて鍛えています。2週間近くオフを取らないこともありますね。その代わり1回あたりのトレーニングはそこまでハードにせず、集中してやりきれる強度を意識しています。減量中はなおさらですけど、1回のトレーニングで2時間とかやると自分はもたないので、今のやり方が自分に合っていると感じます」

2大会連続Vで勢いに乗る水谷が次に望むは、年間の集大成である日本大会での結果のみだ。去年のTOP10を超える成績を残すべく、水谷の挑戦は続いていく。

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