「夢を諦めなければ必ず到達できる」バイタリティーにあふれた挑戦の日々 40歳を超えてもチャレンジに終わりなし




磨き上げた健康美を競う『BEST BODY JAPAN』(ベストボディジャパン/BBJ)のステージが各地で盛り上がりを見せている。連休の最中に開催された『関東大会』(4月29日、市川市文化会館)では、春に向けて体を仕上げてきた選手たちのパフォーマンスが光った。

その中でベストボディ・ジャパン部門マスターズクラス(40歳~49歳)で3位の成績を収めた伊藤誠は、4月14日開催の『さいたま大会』と連戦で今大会に臨んだ。

【フォト】関東の地で見せた伊藤のマッスルボディ

「さいたま大会の後、連戦を経験したくて関東大会への出場を決めました。なかなか厳しい戦いになりましたが、チャレンジできてよかったです」

昨年も多くの予選大会に出場し経験を積んできた伊藤。そんなエネルギッシュさが光る彼の仕事は、建設会社の経営とダンススクールの講師だ。多忙な中、合間を縫って筋トレに精を出す日々を送っている。

ここまでの歩みを振り返ると、ダンスを始めたのは20代後半。34歳の頃には自宅にダンススタジオを建てていた。そこから39歳にはボディコンテストへの出場を志すという挑戦の連続だ。このようにつねにバイタリティーにあふれ、歩みを進められるのは彼の信念があるからだ。

「自分の夢や目標を設定して、そこに向けて真ん中の夢をつくって、それを叶えるためには小さい夢からひとつずつコツコツやって…ということを大切にしています。夢を諦めなければいつか必ず到達できると思っています」

そんな彼の今の夢はBBJでの日本大会出場だ。昨年の出場は叶わなかったものの、今年は初陣のさいたま大会でグランプリを獲得。シーズン序盤にして念願の切符をつかんだ。

「さいたま大会は優勝できたんですけど、関東大会では逃したのでその結果をしっかり受け止めていきたいです。もっと実力をしっかりつけることと、日本大会のステージに自信を持って上がれる体をつくるということですね」

40歳を超えても挑戦に終わりなし。夢を諦めずコツコツと努力を重ねる先には、必ずや明るい未来が待っていることだろう。

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