マッチョゴリさん・飯田沙耶 “300mサバイバル”で見せた意地とポテンシャル




『いつなんどき、誰の挑戦でも受ける!』とはあまりにも有名なアントニオ猪木の名言だが、そのスピリットを令和の世に、しかも女子プロレスラーから感じさせられる出来事があった。

【フォト】スターダムのマッチョゴリさん・飯田の熱いファイトの数々

4月5日にフジテレビ系で放送された『千鳥の鬼レンチャン』。この日は人気企画の女子300メートルサバイバル(300メートル走をおこない、最下位になった者が脱落。それをひたすら続けていく、勝っても負けても過酷すぎる競技)が行なわれ、女子プロレス団体・スターダムから飯田沙耶が出場した。

じつはもともとはこの競技の常連で『令和の極悪女王』として人気沸騰中の上谷沙弥が出場予定だったが、試合で指を骨折してしまったため、無念の欠場、ピンチヒッターとして当時したのが飯田沙耶だった。しかし、出場のオファーがあったのは、なんと収録の3日前。他の出場者がこの日に向けてトレーニングと調整をしてきていることを考えたら、圧倒的に不利。いや、ぶっちゃけ無理な話である。それでも参戦するのがプロレスラー魂なのである!

『マッチョゴリさん』の異名で知られる飯田沙耶は、その名の通り、鍛え抜かれたボディーと、そこから繰り出されるパワーで知られているが、身長は高くなく、正直、不利な条件が揃いすぎていた。緒戦敗退でも責められない状況だったが肉体的なポテンシャルと根性で勝ち抜いていく。準々決勝で脱落してしまったものの、あと一歩、踏み出しが速ければ突破できていた、という超惜敗。十二分に爪痕を残してみせた。

3日前という無謀なオファーを受けた理由として、上谷沙弥へのライバル心をあげた飯田沙耶。この日、上谷はリング上での恩讐を超えて応援にかけつけ、飯田の健闘を称えたが、いつかリング上で、この日の物語の続きが見られることに期待したい。