5月16日に沖縄でデビュー40周年記念興行を開催し、大成功させたプロレスラーのアジャコング。わざわざ節目の記念興行の場に選ぶほど沖縄LOVEを公言するアジャだが「いつかは沖縄に移住したい」とまで語る。おおらかな場所でゆっくりと暮らすのかな、と思いきや……。
【写真】今年で56歳! レジェンド・アジャコングのアザーショット

「どこか山の中に住んでね、古民家とか借りてさ、なんにもないところにリングを組むんですよ。で、プロレスをやりたいって子を集めて、育成してみようかなって。最高の環境ですよ。道場もジムもいらない。朝、みんなを集めて「よしっ、今日はそこの山を走って昇って戻ってこい!』とか『今日は天気がいいから、海辺をランニングしてから遠泳だ!』とかね(笑)。大自然がそのまま最高のトレーニング機材になる。そんなトレーニング、毎日してごらんよ。とんでもなく足腰が強くなるし、スタミナだってつくでしょ? 山の中だから、もうプロレスに専念するしかないし、最高の環境ですよ」
海外では最新鋭の機材を揃えた育成機関でプロレスラーを育てあげる団体もある中、アジャはまったく逆のナチュラルすぎるやり方で選手を作りあげようと考えているのだ。昭和のやり方? いや、昭和の時代にだって、こんなことをやった団体は存在しない!
「体力がついたら、リングでプロレスの基礎を教える。私は団体を持つ気なんてサラッサラないから、もうデビューしても大丈夫だな、と判断した子は私がいろんな団体と交渉して、行きたいところに行かせてあげますよ。『もう最低限の基礎は教えこんでありますから、いつでもデビューできますよ』という折り紙つきで送り出す」
別になにか決まったことがあるわけでもなく、単なる「将来の夢」として頭に描いているだけのプランだというが「私はもう生涯アジャコングでいる。だったら一生、プロレスと関わっていくしかないじゃない? 40周年にしたって、なにか自分のご褒美になること、楽しいことって考えたら、やっぱりプロレスしかなかったわけでね」と語る。
いつの日か「アジャコング印」の女子プロレスラーたちが日本の、そして世界のマット界を席巻する!? こんな夢を追えるのもプロレスならではのロマンである。
