世界中を駆けまくる東京女子プロレスのリーダー・山下実優。4月には日本→カナダ→アメリカ→イギリス→日本と、トップミュージシャンのワールドツアー並みの過密スケジュール。6月5日にはロンドンでのタイトルマッチに出場するなど、まさに世界の最前線で闘っている。

時差ボケとの闘いはここまで来ると、もはや日常茶飯事だが、じつはもうひとつ世界のあちこちで山下実優が闘っているものがある、という。
それは「水」だ。
蛇口をひねって出てきた水をそのまま飲めるのは日本ぐらいのもので、多くの国ではこれをやると、結構な確率でお腹を壊す。屋台の美味しそうなグルメも水道水をそのまま使っている可能性があるから注意が必要だ。
「そうなんですよ。だから外国に行ったら、まず水をお探しますね。コンディションを整えるために水分補給は絶対に必要ですけど。チョイスを間違えると体調を崩してしまう。だから慎重に選びますね。アメリカとかイギリスとか、よく行く国ではもうコレ!というものが決まっているからいいですけど、はじめての国ではちょっと……」

その昔、まだミネラルウォーターのペットボトルが浸透していなかった時代、メキシコ遠征に出た日本人選手たちはみんな水問題に苦しみ、ついには「2年間、ずっと缶コーラだけで過ごした」という猛者も。現在では手軽にミネラルウォーターが入手できるようになったが、硬水なのか軟水なのか、日本語でラベルに書かれているわけではないので、さらにハードルがあがるし、一度、飲んでみないことにはわからない。世界で闘う山下実優は意外な修羅場もくぐりぬけていた!
6月5日にロンドンでクリス・スタットランダーを撃破し、EVE認定インターナショナル王座を獲得した山下実優は、チャンピオンベルトを受け取るとダッシュで帰国。その足で東京女子プロレスの後楽園ホールに直行する、というありえない日程をこなすと、日本のファンにベルト獲得を報告すると同時に、7.18後楽園ホールで荒井優希が保持するプリンセス・オブ・プリンセス王座への挑戦を表明してみせた。イギリスと日本、ふたつの王座同時戴冠すれば、今年の下半期はさらに世界中を駆け回ることになりそうだが……真夏のタイトル戦に注目だ。
