管理栄養士の山田賢児さんが、食にまつわる疑問を解決する本連載。今回は、夏になると出番が増える「そうめん」についてです。

そうめんは茹でるだけで簡単に食べられますし、食欲がない猛暑日でも食べやすいことが魅力です。ただ、「そうめんだけだと栄養が偏りそう」と感じている方もいるかもしれません。
実際、そうめんの主原料は小麦粉であり、栄養素の中心は炭水化物になります。
しかし、そうめんの乾麺100gあたりでは9g程度のタンパク質も含まれる事をご存知でしょうか? そうめんにちょい足しをして簡単に栄養バランスを整えてみましょう。
夏場で食欲がない時でも「ツルッと食べやすい!」ということを想像しながら、私がちょい足し食材として選ぶなら、「納豆、卵、冷凍オクラ、ゴマ」の組み合わせです。納豆が苦手な方には拒否されそうな組み合わせですが、納豆は栄養価が高く簡単に手に入るので、今回は納豆を組み合わせに加えさせていただきます。
冷凍オクラは、冷凍前に加熱処理されているものもあり、その過程で熱に弱い水溶性ビタミンは減少することがあります。一方、冷凍保存することで、保存中の栄養成分の変化を抑えやすいというメリットもあります。また、解凍するだけで食べられるタイプの冷凍オクラであれば、調理の手間が少ないため、ちょい足し食材としても便利です。
生のオクラを買っても、茹でることで一部の水溶性ビタミンは減少しますし、冷蔵保存中に減少する栄養素もあります。何より手軽に使えるというのが冷凍オクラのメリットです。
(材料)
乾燥そうめん (100g)
めんつゆ 1人前 (ストレートめんつゆ70g)
納豆1パック (40g)
生卵Mサイズ1個 可食 (50g)
冷凍オクラ 約大さじ1 (10g)
すりごま(黒)小さじ1杯 (3g)
(作り方)
生卵を大きめの茶碗の中で溶く→納豆を追加して混ぜる→めんつゆ1人前、冷凍オクラ、すりごまを加えて混ぜたらつけつゆの完成。完成したつけつゆに、茹でたそうめんを絡めて召し上がれ。
(栄養価の違いの例)
ちょい足しで、栄養価はアップします。あなたのお好みのちょい足し食材もプラスして栄養バランスを整えて、この夏を元気に乗り越えましょう。

