「ボディビルダーは短命」世間の声に抗い、健康に生きられることを証明し続ける日本のおじいちゃんたち




8月30日に広島国際会議場にて開催された日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の「第38回日本マスターズボディビル選手権大会」。下は41歳、上は90歳までが競い合ったこの大会の中で、75歳以上の出場数は26人にもなった。

【フォト】85歳以上・80歳以上・75歳以上級の決勝進出選手

85歳以上級の優勝者は金澤利翼・90歳。130歳まで生きると宣言する男が19度目の日本タイトルを獲得した。大会後には、この年齢とは思えぬほどの軽妙なトークでメディアを沸かせ、ダジャレを交えながら取材に応じてくれた。

80歳以上級は山崎義夫・82歳が優勝。2021年に75歳以上級で優勝して以来、久々のタイトル獲得となった。また、13人が出場した75歳以上級は蜂須貢・76歳が勝利。昭和医科大学薬学部で客員教授を務めながら「健康を維持するための筋トレ」を発信する男が、自らの身体でその成果を証明した。

「ボディビルは健康を害する、選手は短命だ」と言われがちではあるが、元気な姿を見せてくれる彼らを見ても、そう言えるだろうか。大会に向けた調整において身体に負担をかけることがあるのは間違いない。だが、きちんとした知識と適切な方法で筋トレを続ければ長生きできる、それを体現する選手たちがここにいることを、ぜひ多くの人に知ってほしい。

文・写真/木村雄大