血管浮き出る迫力ボディ! 週16回ジムに通う54歳・元パワーリフター、肉体美の秘訣はトレーニングの細分化




8月22日、東京・NEW PIER HALLでBEST BODY JAPAN(BBJ)の東京大会が開催され、さまざまな年代の男女が引き締まった体と健康的な美を競い合った。

今回は、バランスがよく引き締まった健康美がテーマの「ベストボディ部門」、スリムなスタイルを目指す「モデルジャパン部門」、スポーティーな筋肉美を競う「ベストフィジーク&フィットネスモデル部門」が開催。 「ベストフィジーク部門」のマスターズクラス(50歳~年齢無制限)に出場した54歳の松下要は、フィジークへの愛を爆発させた。

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「フィジークの魅力はやっぱり筋肉の大きさです。純粋にかっこいいと思います。BBJではほか2つの部門と比べるとフィジークの参加者が少なく、注目度も低いのが不満で……。今日も『フィジーク部門を盛り上げたい』という一心で参加しました」

トレーニング歴は22年という松下。もともとはパワーリフティングに打ち込んでいたが、4年前、50歳の時に肩を負傷し、競技から引退。失意の中で出合ったのがフィジークだった。現在は、なんと週16回もジムに通う生活を続けているという。

平日は出勤前と仕事後に2回、週末は3回。なぜこんなに回数を増やしているのかというと、トレーニングする部位をすごく細かく分けているんです。たとえば肩だったら、今回は肩のフロントだけ、今回は肩のサイドだけという感じですね」

そんな松下の自慢は、迫力のある肉体美を作る「バスキュラリティ(血管が浮き出た状態)」。独学で全身の筋肉をコントロールする技術を身に着け、筋肉で血管を揉み上げて浮き上がらせているという。

「トレーニングはいつも辛いですし、苦しいです」。そう語る松下が、それでも努力を重ねる理由は何なのだろうか。

「最大のモチベーションは、仲間です。今日も地方からわざわざ応援に駆けつけてくれている人もいて、胸が熱くなりました。他団体から声をかけられたこともありますが、僕はやっぱりBBJで出会った仲間が大切で、皆と一緒にBBJのフィジークを盛り上げたいんです」

次の目標は「日本一」。そして、師と仰ぐ瀧澤博文に並び立つため、彼が成し遂げた日本大会の連覇も見据えている。フィジークと仲間への愛を原動力に54歳の熱き男はさらなる高みを目指して突き進む。

取材・文/ダテハリ 写真提供/松下要