産業能率大に初の金メダルもたらした4年生「良い身体してるね、筋トレやってみないか」の誘いに球児から転身




9月19日に東京・ルネこだいら(小平市民文化会館)にて「第7回関東学生フィジーク選手権大会」が開催され、産業能率大4年の今井陽が176cm以下級優勝、オーバーオール優勝も獲得した。

【フォト】野球から転身し鍛えたフィジークボディの今井

「去年は関東で3位でした。今年は絶対にオーバーオールで優勝するという気持ちで1年間取り組んできましたし、部のみんなにもそう言ってきたので嬉しい気持ちでいっぱいです」

そう話した今井。昨年のこの階級には、今年の日本ジュニアでも優勝した山田晃義(帝京大)がおりその壁を超えることができなかったが、最終学年で見事に金メダル獲得となった。「胸と肩は課題だったので、週に2回トレーニングを行ない、筋肉を大きくするための取り組みを続けてきました」と話しており、昨年以上にトータルバランスに優れたボディを披露した。

今年で7回目となる関東学生フィジーク選手権だが、産業能率大の選手が優勝するのは今回が初めて。躍進の裏には、OBとの研鑽の日々があった。

「もともと野球をやっていてウエイトトレーニングも取り入れていましたが、大学に入ってからやめてしまって。そんなときに、先輩から『良い身体してるね、筋トレしてみない』と誘われて、そこから目覚めました。今大会に向けても先輩に付きっきりで見てもらい、約80人の部員や大学の期待に応えることができましたし、有言実行を果たすことができました」

次に目指すは、1週間後の全日本学生フィジーク優勝だ。昨年は前述の山田に続く2位。優勝の大本命として挑むステージとなる。

「フィジークの減量はきついですけど、その過程で自分の身体が変わっていくのが見てわかるので、それがモチベーションになっています。まずは今日の疲労を抜いて、1週間後に100%のコンディションをもってきてステージに立ちたいと思います」