9月20日に東京・ルネこだいら(小平市民文化会館)で開催された「第66回関東学生ボディビル選手権大会」にて第3位に輝いたのは五十嵐貴彦(神奈川大4年)だ。
【フォト】美しくかっこいいポージングでベストポーザー賞を受賞した五十嵐
2年生時に5位を獲得したものの、昨年は11位、そして今年は3位で銅メダル獲得。審査委員長の臼井オサム氏も、大会後の講評の場で名前を出して昨年からの成長を絶賛したほど、大きな進化を見せた五十嵐。「やり方を変えて取り組んできた部分もかなり多かったので、それがいい結果につながったかなと思います」と振り返った。
「具体的にはトレーニング時間がちょっと長すぎたので、短くしました。今年は上腕三頭筋を切ってしまい、1カ月ほどトレーニングができない時期がありました。なので、そこでボリュームを調整するように変えていったことが、うまくハマったのかもしれません」
広がりのある上半身としっかりカットの入った大腿四頭筋を巧みに見せる姿は美しさもありながら迫力抜群。一方で、絶対的な武器と言えるまでには至らず、部分賞審査では多くの部位であと一歩、受賞に届かなかった。だが、彼の真骨頂であるフリーポーズの美しさを評価され、ベストポーザー賞を獲得した。BGMには、「僕が僕であるために」(尾崎豊)をチョイスした。
「音ハメを意識しすぎてあまりバンバンとポーズをとるのはやりたくないと思っていて。BGMで使用する曲の歌詞を考えて、意味合いを込めたポーズをとるように意識しています」
9月27日には関東の外からも猛者が集まる全日本学生ボディビル選手権が東京大学安田講堂で開催される。
「調整における切り札を残しているので、全日本でどう見えるかは自分でも楽しみです。順位がついたのは良かったですが、それ以上に、かっこいい身体をつくりたいという思いが一番なので。見ている人に『あの人、かっこいい』と思ってもらえるようなステージを見せたいと思います」
文・写真/木村雄大


