日本選手権ファイナリストを下した規格外の筋肉量と完成度! 帰ってきた伝説〜佐々木卓【筋肉マニアのビルダー解体筋書】




YouTubeに投稿しているボディビル解説動画が話題の筋肉マニアが、毎週一人のボディビルダーをピックアップして紹介していく連載「解体筋書」。今回は、2008年東京選手権優勝の佐々木卓選手です。

【フォト】母校・東京大学安田講堂のステージに立つ佐々木

知る人ぞ知る伝説の東大卒ビルダー

佐々木選手は、2000年代に日本ボディビル界を席巻した伝説のボディビルダーです。東京大学卒の超高学歴選手としても有名ですが、ボディビルで上げた成績はそれ以上とも言えるでしょう。デビュー戦となった2005年関東学生選手権で優勝、同年の全日本学生も制覇し、一躍話題となります。翌年には全日本学生を2連覇、2008年には山田幸浩、高梨圭祐、佐藤貴規といった後の日本選手権ファイナリストとなる錚々たる面々を薙ぎ倒し、初出場で東京選手権を制しました。彼は当時まだ26歳。この若さにして凄まじい成績を残したことが伝説と呼ばれる由縁です。

そんな佐々木選手ですが、2009年の日本選手権出場以来、コンテスト出場はありませんでした。ところが、先日行われたジャパンオープンの出場選手名簿に「佐々木卓」の名前が。その名を見逃さなかったコアなボディビルファン達は大いに沸きました。残念ながら予選を通過することはできませんでしたが、突如起こった伝説の復活に心躍った方も多いのではないでしょうか。

佐々木選手の強みはその圧倒的な筋肉量です。Mr.東京優勝時は、全部位において非常に弱点が少なく、丸々とした筋肉を搭載していました。身長175cm、仕上がり体重85kgという規格外のサイズを誇っており、43歳になった今でもそのスケール感は健在です。先日行われた全日本学生選手権ではゲストポーザーとして肉体を披露しており、上腕や胸の丸みは当時の佐々木選手を彷彿とさせました。

ボディメイクについて前向きなコメントも見られたことから今後の継続的な大会出場もあり得るかもしれません。伝説の新たな一章を見届けたいですね。

次回は、かつて横川尚隆と渡り合った岡山のジャイアントキラーについてお話しします。お楽しみに!

写真/木村雄大