自重トレでこの筋肉美!? 28歳・脳神経外科医が筋トレを続ける理由「日頃の勤務にも集中力を持って取り組める」




医師たちが鍛え上げた肉体を披露する「筋肉医局祭2026」(8月30日開催)。ステージ上で体操選手を彷彿とさせる “水平技”を披露し、会場を沸かせたのが、28歳の脳神経外科医・橋本智之先生だ。

「動ける体」をテーマとし、パフォーマンス(実技審査)を通じて、日々の運動習慣や身体機能の高さを評価する独自のカテゴリーで準優勝に輝いた。

発達した上半身を見ると、高重量でのウエイトトレーニングに励んでいるようにも思える。しかし、ベースにしているのは自重トレーニングだという。

【写真】アクロバティックな技を次々披露 橋本先生のステージショット

「部活で水泳をやる傍ら、ストリートワークアウトやカリステニクス(器具をほぼ使わずに全身を鍛える自重トレーニング)を学生時代からやっています。上半身は主に自重トレーニングで鍛えています。まさに体操の技のようなトレーニングをしています」

鍛え始めたのは大学に入る前。ウエイトトレーニングを行なうことはあるものの、「ウエイトも気分転換にやりますけど、ベースは自重トレーニングです」と話す。

そんな橋本先生は現在、医師3年目。脳神経外科に進んだのは今年からで、勤務先では若手の医師も手術に関わっているという。

「自分で手術のプランを立てて、上級医の先生に提案したり、先生の指示を仰いだりしつつ、能動的に取り組める環境です。脳外科としては1年目ですが、手術に入らせていただく機会も多いです」

緊急の仕事が入ることもあり、毎日はハードだ。それでも橋本先生はトレーニングを続けている。

「当直とかで『疲れているな』と思っても、ジムでのトレーニングを終えると『今日、結構調子がよかったな』と思うことがあります。しかも、そういう時に自己ベストを更新したりするんです。行ってみないことには体の調子はわからないですね。ジムとかプールに行って泳いでみると、体感が違ったりもするので」

橋本先生自身、こうした話については「個人的な体感」と前置きする。そのうえで、運動と脳の関係について「よく、脳由来神経栄養因子のBDNFという物質が出るから、有酸素運動とかトレーニングは脳にいいと言われていますよね」とも話す。

日々の勤務においても、橋本先生は体を動かすことのプラスを感じていると言う。

「運動すると気分もよくなって、日頃の勤務にも集中力を持って取り組めます。運動とか筋トレはいい影響があると思います。仕事と並行してトレーニングを続けて、身体能力を上げながら仕事のパフォーマンスも高めて、より多くの人を救っていきたいです」

学生時代から続けてきたトレーニングと、3年目となる脳神経外科医としてのキャリア。橋本先生はこれからも体づくりを継続しつつ、医師としても成長を続けていく。