本塁打1本10万円、ヒット1本1万円。吉田正尚が開発途上国の子ども支援チャリティをスタート




今年からMLBのボストン・レッドソックスでプレーする吉田正尚選手が、ホームラン数とヒット数に応じて開発途上国の子どもたちを支援するチャリティ活動を今年も継続することがわかった。

吉田選手は2019年からチャリティ活動を積極的に行なっており、協力してくれたファンの寄付金も含めて、2019年には3,061,100円、2020年には2,442,320円、2021年には2,266,909円、2022年には2,520,585円と多くの寄付を行なった。

その功績が認められ、2022年オフには社会貢献活動に寄与したNPBの選手を表彰する「ゴールデンスピリット賞」を受賞した。

今年は例年のホームラン1本につき10万円以外にも、ヒットを1本打つごとに1万円を寄付するとのこと。また、吉田選手の呼びかけによりファンも寄付に参加できる形となっている。目標金額300万円の寄付を集めることを目指し、早くも寄付サイトであるSyncable(シンカブル)にて支援がスタートしている。

寄付金は、認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK)を通じて、貧困や虐待により家族と暮らすことができないカンボジア、フィリピン、バングラデシュの子どもたちの保護や教育費として使用される。

チャリティ活動スタートに際し、吉田正尚選手からメッセージが届いている。

「こんにちは、ボストン・レッドソックスの吉田正尚です。2019年シーズンから、プロ野球公式戦でホームランを1本打つごとに10万円を『国境なき子どもたち(KnK)』に寄付してきました。その寄付を通じて、カンボジア、フィリピン、バングラデシュなどの開発途上国で貧困に苦しむ子どもたちを支援しています。

ファンの皆様のご協力もあり、寄付額は1000万円を超え、2022年オフには社会貢献活動に寄与したNPBの選手を表彰する『ゴールデンスピリット賞』も受賞できました。

今年から闘いの場をメジャーリーグに移しますが、今後もKnKを通じて子どもたちの支援を継続していこうと考えています。ファンのみなさんも、僕がホームランやヒットを打った日に、お祝い代わりにこのページから寄付に参加していただけるとうれしいです。

世界中の子どもたちが笑顔になれるよう、今シーズンも一緒に支援を届けましょう!」

【ベースボール・レジェンド・ファウンデーション(BLF)公式Twitter(@BLF_baseball)より】