テーマは「絞りすぎない」。食べて、飲んで、それでも女性らしいボディで2冠【筋肉祭】




6/17(土)に大阪・ドーンセンターにて開催されたSUMMER STYLE AWARD(SSA)、SUPER BODY CONTEST(SBC)、J-CLASSICのコラボイベント「筋肉祭」。この日は全11カテゴリーの競技が行なわれ、ウィメンズフィットネスモデルとビキニモデル over40で黒川紀子がともに優勝、見事な2冠獲得となった。

【フォト】変幻自在なポージングを披露する黒川のステージショット

黒川は昨年のSBCの決勝大会にて、メインカテゴリーであるSBC部門で総合優勝を達成。この「筋肉祭」には昨年も出場している他、J-CLASSICにも参戦しており、今大会が2023年のシーズン初戦となった。

「今回は肌の質感を意識して、“絞りすぎない”をテーマにしてきました。女性らしい肌のハリを残して、きちんと食事もしながらトレーニングも行なって絞っていく。以前に絞りすぎた経験がありました。やはり40歳をすぎて絞りすぎると、肌がギスギスしてしまうので(笑)。ハリ感を残しつつ、食事は何でも食べますし、お酒も飲みながら絞ってきました」

今回は3団体によるイベントであり、「お祭りとして楽しめました」と笑顔を見せた一方で、大会後に更新した自身のInstagramでは、「私自身、身体の評価は筋肉祭に合わせた意図が合っていたこと、今後各団体で出場していく中でここからどう仕上げていくか明確になり、成果がありました。しかし、ポージングは課題しか残らない、今までないぐらい悔しい、そんなステージとなりました。全く思うように身体が操れなくて。準備不足としか言いようがない」と反省の言葉を綴っており、ストイックな探求心に余念はない。

今後もボディメイクとポージングに磨きをかけていくと宣言する黒川。「筋肉祭」の翌日にはJ-CLASSICの大阪大会が行なわれており、そこにも出場。ステージに立つ、フィードバックを受けて次のステージに生かす……そのサイクルの中で、楽しむ心を忘れずに彼女は進化を続けていく。

「7月はSBCの兵庫大会とラグーナテンボス大会に出場予定です。ラグーナでは大会後にプールでのショーに出られるので、楽しみにしています。もちろんSBCでは、年末のFINALで総合2連覇、それ一択。他の団体も楽しみながら、体づくりを続けていきたいと思います」

次の地で、また必ず新たな姿を見せてくれるであろう彼女のステージングを楽しみにしたい。

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