研究を重ねたメイクで『その着せ替え人形は恋をする』喜多川海夢に挑戦




8月12日(土)、13日(日)の2日間にわたって開催されたコミックマーケット102。アニメ・マンガ好きの人々が集う同イベントには、多くのコスプレイヤーさんたちも参加しています。そこでVITUP!編集部では、コミケに参加した筋肉自慢・スタイル自慢のコスプレイヤーに取材を敢行。今回は、コスプレでの女装好きが高じてメイクの仕事をしているというみさきさん(@misa_otomedayo)に話を聞きました。

――事前インタビューではありがとうございました。今回のコミケに参加してみた感想はいかがですか。

「コミケは4年ぶりの参戦なので楽しいです。会場が広いこともあって知り合いにはなかなか会えていないのですが、通りすがりの方に写真を撮っていただくなど、多くの方から反応をいただけてうれしいです」

――普段から体づくりに取り組んでいるとお聞きしましたが、今回のコミケに向けてとくに意識したポイントはありますか。

「食事ですね。今回の衣装はおなかが見えるので、トレーニングはあまり変えていないのですが、いつもは概算で出していたPFCバランスをより詳しく計算して食事をコントロールしていました。ちょうど来月にクラシックバレエの発表会があるので、タイミングを合わせて仕上げられたと思います」

――今回のコスプレでこだわった部分はどこですか。

「体ももちろんですが、普段は女装メイクのお仕事をしているのでメイクにもこだわっています。喜多川海夢ちゃんのメイクを再現するにあたって、『その着せ替え人形は恋をする』の展示会に行ったり原画集を見たり、原作の設定やアニメの見え方を参考にしてひたすら勉強し尽くしました」

――趣味のコスプレが仕事にもつながっているのですね。

「ありがたいことに、本当にそうですね。今ではコスプレイヤーさんだけでなく、同じ女装男子の方からも反応をいただけるようになりました。かわいくなりたい女装男子さん、ぜひ私のところまでお越しください!笑」

――最後に、今後の目標をお願いします。

「『着せ恋』はとても好きな作品なので、いずれは喜多川海夢ちゃんのすべての衣装を自分だけでコンプリートしたいです。『着せ恋』の一ファンとして、作品愛を大切にしながらコスプレを披露していきたいです」

取材・文・写真/シュー・ハヤシ