女性美の象徴とも言える部分である「くびれ」。ただ細くてキュッとしていればいいものではない、上半身とヒップとの対比から生まれるボディライン、すなわち“砂時計ボディ”を武器にステージに立ってきた黒米結香は「まさに自分に合っているカテゴリーだった」と振り返った。
体づくりとエンタメ性の両立を追求するSuper Body Contest(SBC)では、いわゆるフィジークやビキニに近いカテゴリーの他に、ファッション性あるカテゴリーも設けている。その一つが、タイトドレスを着用する「SBC TIGHT部門」だ。そのコンセプトは「クラブやディスコ、パーティーに行く女性」。規定ポーズにもダンス的要素を取り入れた、SBCならではの独特のカテゴリーと言えるだろう。
黒米は12/10(日)に開催されたSBC決勝大会の同カテゴリーのCHARMクラス(18歳~39歳)を制し、そのまま総合優勝(Champion of the show)に輝いた。もともとビキニのカテゴリーでボディコンテストに出場していたが、1年間の休みを経て、今年ステージに復帰。4月の埼玉大会ではTIGHT部門一本に絞って出場し、見事に優勝を成し遂げた。
「私の体型の強みとしては、まさにTIGHT部門のコンセプトである砂時計ボディだと思っています」と当時話していたように、特にバックポーズをとったときのくびれたボディラインは非常に印象的。それに加えて彼女は、ステージ上でつねにはじける笑顔を見せていた。まさに、パーティーを楽しんでいるような姿そのものである。
ビキニのボディコンテストであれば、その大き目のヒップはもしかしたらウィークポイントになっていたかもしれないが、タイトドレスを着用することでストロングポイントに変わり、彼女の魅力が一気に引き出されたと言えるだろう。
自分がもっとも輝ける場で全力を尽くし、自分を磨き続ける。そんな思いを貫き大きな栄誉を得た彼女の姿は、多くの女性の道しるべになるかもしれない。