『SASUKE』日本人女子No1選手・大嶋あやの、鬼の新エリアで味わった次なる壁




1997年からTBS系で放送されてる人気番組『SASUKE』。今年も12月27日に放送され、各界から豪華なメンバーが参戦、新エリアも用意されるなど大きな盛り上がりを見せた。

そんな中、女子選手として大きな注目を集めたのが、「SASUKE史上最強の日本人女性」の呼び声高い大嶋あやのだ。

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幼少期からSASUKEに憧れ、日本女子体育大学在学中の2015年に初出場をはたす。以降は1stステージの難関エリア『反り立つ壁』に苦戦を強いられるも、2022年の出場でついにそれを突破。24年ぶりとなる日本人女性初の1stステージ制覇者となった。

出番の前のVTRでは「(1stステージをクリアした瞬間は)ボタンを押したらこんなんで終わっちゃうんだって思いました」と目指す場所は2ndステージ、さらにその先にあると意気込みを語った大嶋。快挙達成に向けて本番に挑んだが、SASUKEの魔物が牙を剥いた。

1stステージの頭から順調に突破していくものの、新エリアのツインダイヤで心拍数が上がってしまったとのこと。次に控えるドラゴングライダーで持ち手の操作を誤り、無念の落下となった。「すごい温かい現場で、すごい楽しかったんですけどやっぱり難しいですね」と悔しさをにじませた。

とはいえ、新エリアを突破したのは女性出場者で大嶋のみであり、流石の実力を披露。その様子はTverで見逃し配信中となっている。

2021年からはスピードクライミングの選手として、ワールドカップを目指して活動中の大嶋。今回の悔しさは次回のSASUKEでのリベンジはもちろん、クライミングでの目標達成に向けても糧となることだろう。2024年はどのような活躍を見せてくれるのか。彼女の挑戦の行方に注目だ。

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