育児と両立して質実剛健なボディを磨く 父となった自衛官が挑むリベンジの舞台「圧倒的な体で総合優勝を目指しています」




筋肉隆々な自衛官たちが熱戦を繰り広げる『自衛隊プレミアムボディ』。今年も8/17(土)に横浜ランドマークホールにて開催が予定されており、所属部隊別の戦いが熱く盛り上がることは必至だ。

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そんな中、2022年の陸上自衛隊部門で優勝をはたしたのが高濱龍之介だ。2023年8月の大会では同部門で3位という結果になったものの、今年こそはとリベンジを誓っている。

昨年を振り返って彼は、「自分を過信しすぎている部分があり、負けるはずがないと思っていたので、ハングリー精神がなく大会に挑む姿勢に影響してしまいました」と悔しさを噛みしめた。2022年11月に結婚。2023年1月には子どもが産まれ1児の父となった高濱は、仕事、筋トレ、家族とすべてを両立しての王座奪還を目指す。

「自分の甘さを痛感したので、今年は挑戦者として気持ちを入れ替え、地道に努力を積み上げてきました。子どもが産まれ父親となり、育児との両立は難しいですが、週3~4回のトレーニングで体は進化しているので、今年の大会が楽しみです」

父となってもトレーニングを欠かさない高濱。熊本県出身である彼は、かつての震災時に目にした自衛隊員の姿が忘れられず、自らも自衛官を志したことが現職のルーツだ。ボディコンテスト出場はもちろんのこと、有事に出動できる質実剛健な肉体を維持するという使命感も彼を突き動かしている。

最後に大会への意気込みを聞くと、「圧倒的な体で総合優勝を目指していますので、期待してほしいです」と力強く語ってくれた。リベンジに燃える高濱の活躍に期待したい。

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