筋肉隆々な自衛官たちによる熱戦が展開される『自衛隊プレミアムボディ』。今年は8/17に横浜ランドマークホールにて開催される同大会は、ボディメイクに励む戦士たちの目標になっている。そんな舞台に2021年から出場を続けているのが、陸上自衛隊・航空科に所属する芹澤和彦だ。2022年には陸上自衛隊部門で7位、2023年はマスターズクラス(40歳~定年までの自衛隊員が対象)で8位の成績を残している彼は、36歳からトレーニングに着手したという。
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当時を振り返って芹澤は「生活習慣病予防検診で服を脱いで鏡の前に立ったとき、お腹に肉が乗っかっていまして……。このままではいけないなと思い、健康目的でジムに通い始めました」と回想する。そこからコンテストを目指して本格的なトレーニングに取り組むと、努力の末に健康的でたくましい肉体をゲット。2021年には念願の大会デビューを飾った。
今年は挑戦を始めて4年目に差し掛かる。大会オフシーズンの過ごし方については、一度扱う重量を落とし、トレーニングフォームの見直しに着手したとのことだ。ターゲットの筋肉から負荷が逃げないように意識し、適切なフォームを固めたうえで徐々に重量を上げていった。その手法が功を奏し、ケガをすることなく筋肥大を実現した。
「今年は7月のマッスルゲート東京ベイ大会と8月の自衛隊プレミアムボディに参戦を計画しています。去年より良い成績を残したい気持ちもありますが、成長した姿でステージに立つということを楽しみたいと思います。40歳を超えても成長している実感がありますので、これからも挑戦し続けたいと思います」
天井知らずの向上を見せる芹澤は今シーズンにどのような姿を見せてくれるのか。その雄姿に注目したい。