トレーニングを通じた変化は人それぞれだが、生活にハリが出た、気持ちが明るくなったなどポジティブな影響を聞くことも多い。4月14日に開催されたBEST BODY JAPAN(ベストボディジャパン/BBJ)の『さいたま大会』において優勝をはたした大野詩子も、筋トレで人生を好転させたひとりだ。
「もともとは虚弱体質だったんですけど、トレーニングを始めてとにかく健康になりました。食生活も人生観も変わったし、すごく元気になりました。体づくりのモットーは、筋量にはこだわりつつ、女性らしさを残したスタイルに仕上げることです」
彼女が結果を残したのは、マッスルモデル&フィットネスモデル部門レディースクラス(35歳~49歳)。BBJの他の部門に比べて筋量の求められる舞台だ。そんな中で大野の筋量は堂々たるものであり、鍛えあげたボディは見る者を魅了するのに十分だった。そんな彼女が筋トレを始めたのは約7年前、それから欠かさず週5~6回のトレーニングを継続していると言う。
「トレーニングを通じて体力を維持して、元気で健康でい続けたいです。なかなか難しいですけど、つねに明日大会があっても大丈夫な体でいたいなと思いますね」
大会での結果はもちろんのこと、筋トレを通じて健康的な人生を送ることが彼女の芯となっている。現在45歳、日頃はトレーナーとネイリストの仕事を掛け持ちする中、トレーニングを休まず続けられているのも健康的な日々を送る喜びを実感しているからだろう。
美筋ボディが映える大野の表情には、ステージを降りても明るさが満ちていた。
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