世界最高峰・ボディバトルは東京が舞台! 世界50か国から700人超が集う大一番、男女精鋭ときんに君が思いを語る




本日10月21日、IFBB女子世界選手権&男子ワールドカップ(12月17日~19日)の大会記者会見が行なわれた。会見には、JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)の青田正順会長、辻本俊子専務理事、荻島順子選手、安井友梨選手、田村宣丈選手、川中健介選手、そして大会アンバサダーのなかやまきんに君が登場した。

左から辻本専務理事、荻島選手、安井選手、田村選手、川中選手、青田会長、きんに君

【フォト】きんに君も躍動 世界選手権に向けての会見の様子

会見の冒頭、青田会長から念願の国内開催が実現したことや選手への期待、大会成功への思いなどが語られ会見がスタート。各選手の世界・国内での実績が紹介された後、きんに君がおなじみの楽曲『It’s My Life』に乗って登場し、会見を盛り上げた。

JBBFの辻本俊子専務理事からは、日本のボディビル・フィットネス競技の歴史が語られたほか、日本での開催が実現した背景(日本選手の活躍、競技人口の増加、国内競技レベルの向上)、続けて大会概要についての説明が行なわれた。

今大会は国内でも人気の男女カテゴリーが用意された他、国内では実施されていないカテゴリーや男女ペア部門も設けられるとのこと。年齢、身長などで細分化され、トータルでは100を越えるクラスが用意される。参加者は世界50か国から、選手と役員を合わせて700名近くなる見通しであり、WADA(世界アンチ・ドーピング機構)と連携し、ドーピング検査を徹底しての実施となる。

歴史的な決戦となる今大会に向けて、本会見に登壇した選手4名は以下のように意気込みを語っている。

「昨年の世界選手権では、女子フィジーク158cm以下級で3位という順位をいただくことができました。今年は日本人しか表現できない、鍛えあげられた体で舞台に立って、女子フィジークの素晴らしさをたくさんの方々に見ていただきたいです。チームジャパンをみなさん、応援よろしくお願いいたします」(荻島)

「『日本人だからできない』ではなくて、『日本人だからできる』ということを、チームジャパン一丸となって世界選手権で証明していきたいと思います。みなさんの応援がすごく力になりますので、ひとりでも多くの方に会場に足を運んでいただけたらうれしいです」(安井)

「メンズフィジークは最近、非常に若い世代の筋トレ男子に人気で、選手層もどんどん増えています。私自身はマスターズカテゴリーでやっていますが、新たな勝利を挙げて中年男性の勇気につながればと思います。今回、若い選手の出場人数が非常に多いです。世界の中でも注目される選手がどんどん出てくると思いますので、楽しみにしていてください」(田村)

「出場できるだけで大変光栄に思います。自分の成長を確かめるチャンスだと思っているので、ここでも100%以上の力を発揮していきます。昨年の世界選手権で優勝、今年のアジア選手権でも優勝とすごくいい流れが来ているので、今回の大会もしっかり優勝できるようステージに立ちます」(川中)

会見の終盤、きんに君は鍛えあげた大胸筋に鈴を装着すると、“胸ピク”による三三七拍子で選手たちを鼓舞。続けておなじみの“筋肉ルーレット”で大会が成功するか占うと、見事に成功との結果が導き出された。

「12月の17日から19日の開催ということで、もちろん日本は冬の中ですごく寒いんですが、世界各国から選手が集まる1週間くらいは『あれ?今年って暖冬なのかな』と思うくらいだと思います。とくになぜか東京だけ。その1週間前後に僕が心配なのは、街中からタンパク質も消えてしまうのではということです。熱い戦いをぜひ、生で見ると全然迫力が違いますので、ぜひ選手のみなさんの活躍を見ていただければと思います」(きんに君)

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