29歳・ミスコン女王が目覚めたコンテストの魅力 筋トレで注力はお尻、中殿筋狙いで片脚デッドリフトを欠かさず




10月20日、健康的な肉体美を競う世界初のミス・ミスターコンテスト「BEST BODY JAPAN」(ベストボディジャパン/BBJ)の「首都圏大会」が埼玉・サンシティホールで開催された。磨き上げた肉体美を引っ提げた男女が集う中、モデルジャパン部門ガールズクラス(18歳~29歳)で小嶋栞がグランプリに輝いた。

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「今日は今までで1番緊張してしまいました。直近の大会で2位が続いていて、今回は満点グランプリを取りたい思いが強すぎたので、多分余計に緊張が来てしまったのかなと思います」

そう語るものの、ステージの様子はそう思えないほど堂々としたものだった。今大会で見事グランプリを獲得し、11月24日に開催される年間の集大成・日本大会に向けて弾みをつけた。

ステージであふれるオーラを放つ小嶋だが、それもそのはず。彼女はBBJ参戦以前、2022年のミス・ジャパンでグランプリに輝いた実績を持つミスコン女王だ。ボディメイクのルーツもミスコン挑戦からだったのだと言う。

「ミスコンでグランプリをいただいた時、コンテストの楽しさを知りましたね。そういう目標があったほうが体づくりもがんばれるし、仕事としても美しさ・健康に関わることをしているので、自分自身が健康美を体現できるようにと思ってやっています」

ステージに向けての体づくりの面では、コンテストで多数の実績を持つ岡本寛之トレーナー指導のもとトレーニングに励んでいる。最近とくに注力しているのはお尻であり、片手にダンベルを持って行なう片脚デッドリフトがメイン種目。重量は14kgから16kgで設定しているそうだ。

「お尻の形って、その人の体をぱっと見た時、一番きれいなラインを出せる部位だと思っているんです。くびれとかもそうですけど、やっぱりお尻が上がっているのと下がっているのとでは、体の綺麗さが全然違うなと思います」

BBJにおいての目標はもちろん、日本大会でのグランプリ獲得だ。挑戦心をエンジンとし、これからも美の追求を続けていく。

取材・文・写真/森本雄大