完成度を高めるカギは分析力 アクシデントに負けずコンテスト優勝をつかんだ26歳会社員




4月18日にSUMMER STYLE AWARD(サマスタ/SSA)『2026 SPRING CUP』が青葉の森公園芸術文化ホールで開催された。

ROOKIE CHALLENGE CUP SPRING予選の「ROOKIE SPORTS MODEL部門」、SPRING CUPの「SPORTS MODEL部門shortクラス」でそれぞれ優勝、さらにSPORTS MODEL OVERALL CHAMPIONの称号を手にし、見事な優勝劇をはたしたのは、26歳・会社員の蜂須賀晋之介だ。

【写真】3冠を引き寄せた蜂須賀の筋肉美

3冠達成という好成績を残した一方で、今大会への出場は準備不足と断言した蜂須賀。大会前日まで日々の仕事の調整にも苦労し、急遽大学時代の同期にサポートをお願いしたという。

「前日まで仕事のアクシデント続きで、先週大学時代の同期に急遽サポートをお願いして。その同期は自分とはカテゴリーが違うのですが、選手や状況を客観的に見てくれる力があるので信頼していました。当日の隣の選手のことや審査員について、次のステージングにつながる話もしてくれたので、これまで見えていなかった部分に気づかせてもらって。自分だけでは決してできないようなことをさせてもらったと思っています」

まさにサポーターと二人三脚でつかみ取った好成績。一見、順風満帆に結果を手にしたのかと思いきや、大会当日は受付時間ギリギリまでハプニングが続いた。

「当日は集合の千葉駅でお腹を下してしまって、予定の入り時間よりもだいぶ遅刻してしまって。お腹がすいたので思いのままに食べてお腹をくだしたり、突発的にパンプアップしたら逆に血行が冷めたり。結局何がしたかったんだろうってこともあって(笑)。とにかく焦るといい判断ができないので、水分量や食事、パンプアップの準備に関しては前もって自分で表にまとめておくべきでした」

大会を経て、これからのステージにつながる改善点も明確に見えてきたようだ。今回の経験を胸に、蜂須賀は5月末に別団体が主催する大会への出場を見据えている。出場予定の大会について、「やっぱり体を見せる競技なので、自分の体の調子の良し悪しを客観的に見てデータをもっと集める、という目標があって。出られる大会はできるだけ出場したいですし、本番までにピークを持っていく調整の練習は日頃から行なっていかないとなと思っています」と語った。

ボディメイクへの熱い思いをにじませる一方で、あくまでもロジカルな方法でトレーニングを進める蜂須賀。美ボディを形づくるうえで、分析や記録は欠かせない。

「毎年体って変わるので、減量し始めたときの体の状態は細密に記録すべきだと思っています。体重は何kgか、腹筋の割れ具合、その日の水分量や塩分量など。大会当日をベストなコンディションで迎えるためには、日常から逆算していくことが大切。その道のりを自分なりに分析している最中です」

取材から見えてきたのは、好成績に甘んじることなく、向上心をもって鍛錬し続ける姿。今大会での反省点から導き出した改善ポイントをもとに、進化を続ける蜂須賀に期待が隠せない。